マタニティブルーと産後美容

マタニティブルーになる原因

マタニティブルーという言葉は聞いた事がある方もいるかもしれませんが、赤ちゃんの出産後に突然不意に悲しい気持ちが襲ってきたり不安な気持ちに陥るといったもののことを言います。
これは、その方が置かれた状況が関係している事もありますが、実は出産直後の女性の方に多くあるものとして知られています。

マタニティブルーは、一般的には10日から2週間ほどすると治ると言われており、マタニティブルーが生じる理由としては出産時の過剰な負荷が原因と考えられています。
出産にはとても大きな負荷がかかるため、女性はとても疲れた状態になり、睡眠不足になっている方も多く、女性ホルモンが減少している方も多いです。
ホルモンが減少しているとホルモンバランスが不安定になっており、精神的に不安定になりやすくなります。
特に急激にホルモンバランスが変化する事になるため、そうした変化についていく事ができずにマタニティブルーになる女性の方が多いということです。

マタニティブルーになった時の対処方法

出産直後に精神不安定だなと感じたら、マタニティブルーだからとあまり必要以上に深く考えないようにするのと同時に、なるべく安静にして休む事が大切です。
ゆっくりと休養を取れば段々と気持ちも回復してきて、前向きな気持ちも湧いてきます。
旦那さんは奥さんを支えるようにして、色々な身の回りの事なども手伝ってあげると良いでしょう。
特に、奥さんの気持ちが不安的な時に旦那さんが非協力的だと、奥さんの気持ちももっと落ち込んでしまいます。

逆に女性の方も、何でもかんでも自分でこなそうとせず、周りに助けを求める勇気も必要です。
出産したあとは不慣れな事の連続なので、始めは周りの人に手伝ってもらって、自分自身の負担を軽くしていきましょう。
もちろん、全て任せきりだと逆に旦那さんの方に負担がかかってしまう事になりますが、夫婦で相談しながら進めていけばケンカにならずに済みますよ。

また、マタニティブルーは妊娠の時から予防ができ、マタニティビクスやマタニティスイミングといった妊婦の方でも行なえる運動を取り入れる事で、ある程度気分の落ち込みが改善できる場合があります。

心身が落ち着いたら産後美容を始めてみる

出産後は特に、ホルモンバランスの乱れの影響もあって、体重が増えたり肌荒れを起こしたりするので、産後美容を取り入れて改善していくこともできます。
但し、これは心身共に落ち着いたらやるようにしましょう。

例として挙げるならば、スキンケアや骨盤ケア、脱毛など様々ありますが、負担が少なく肌をきれいにできる肌の再生医療も産後美容として人気です。

他にも、バランスのよい食生活を心がけてみたり、適度な運動をすることでリフレッシュすることもできます。
あくまで無理をしないことが最優先です。
旦那さんと助け合いながら、マタニティブルーを乗り越えて、いつまでも健康的で素敵な女性でいられるといいですね。