入院が必要なタイミングは人それぞれ
大切な新しい家族を迎えるにあたって、できることは全てしておきたいと思うものです。
入院の準備がしっかりできていると、陣痛が来た時にも慌てないで、冷静に対処できます。
先輩ママから話を聞いたり、ネットで必要な物のリストをチェックしているという方も多いと思いますが、準備が必要なタイミングとはいつなのでしょうか?
臨月に入りいつ産まれてもおかしくないという時期になると、入院準備を意識し始める方が多いようです。
しかし、出産のために入院が必要になるタイミングは人それぞれ、つまり妊婦さんによって異なるということを覚えておきましょう。
陣痛が来てから初めて入院が必要になることもあれば、陣痛が来る前に破水が起きて入院が必要になるケースもあります。
検診に行ったらそのまま入院を勧められ、予想外のタイミングで入院することになってしまったという妊婦さんも実は少なくないんです。
計画分娩や予定の帝王切開の場合は入院日が決まっているので準備も楽なのですが、それ以外はいまいちタイミングが読めないというのが出産入院の難しいところです。
余裕を持って準備しておこう
いつ入院が必要になるかタイミングが読めないからこそ、出産前に事前に入院準備をしておくことが大切です。
入院準備を始めるのにオススメなのは、妊娠後期に入るタイミングです。
臨月に入る前までには必要な入院用品を一つのバックにまとめておき、何かあったらいつでも病院に駆け込めるように準備をしておくと、気持ちにも余裕が生まれます。
病院によって用意してくれているものが異なるので、検診の際などに何を用意してもらえて、何を持参する必要があるのか、看護師さんなどにあらかじめ尋ね、チェックしておくと良いでしょう。
また何かと不安な気持ちになることも多い出産入院なので、自分がリラックスできるアイテムなど、余裕をもってチョイスできるよう早めに準備することが大切です。
家族や友人にサポートしてもらうという場合には、万が一の事態に備えてどこに入院用品が置いてあるかを伝えておくのがベストです。
入院の手続きで必要なもの4つ
入院生活で必要なもの以外に押さえておきたいのは、入院の手続きで必要になる持ち物です。
入院の手続きには、診察券・健康保険証・母子手帳・印鑑4点が必要になります。
妊娠検診でも、母子手帳・診察券・健康保険証の3つはいつも持っていると思いますが、入院する手続きには印鑑が必要になるんです。
入院時や退院時の必要書類の提出や精算の際に使用します。
印鑑は大切なものだからこそ、タンスの奥深くにしまっていて、いざという時にパッと見つからないなんてこともあります。
しかし、陣痛が来たり破水が起きた状態ではそんな暇はありません。
臨月に入った時点で、その4つのセットをポーチなどにまとめて入れて、持ち歩いていると安心です。