卒乳の心得

卒乳にはポイントもある

赤ちゃんが大きくなってくるとやってくるのが卒乳のタイミングです。
学校でも入学と卒業があるように、赤ちゃんも母乳を卒業する卒乳のタイミングがやってきます。
卒乳の際には気をつけておくべきポイントもあるため、今回は卒乳のポイントをご紹介します。

お子さんもしっかりと卒乳を迎えることで、今後はミルクや普通の食事にステップアップしていくことになります。
ぜひチェックしてみてくださいね。

卒乳の際に気をつけておくべきポイント

卒乳のポイントとして、まずはタイミングがあります。
卒乳のタイミングは赤ちゃんによって異なりますが、多くの場合は1歳前後となっています。
この時期になったら卒乳を考えると良いでしょう。
大切なのは無理に卒乳をさせようとするのではなく、赤ちゃんの様子を見ながら切り替えていくということです。
母乳でなくても大丈夫と感じられたら、卒乳をさせてあげると良いでしょう。

自然に卒乳させるのと、卒乳をご両親が促すのはどちらが良いのだろうと迷う方もいます。
自然に卒乳させることにはメリットとデメリット両方があります。
メリットは、赤ちゃんのペースに合わせて卒乳させることができるので、負担を軽くすることができるということです。
赤ちゃんの中でも卒乳するタイミングに来ていることが分かるため、スムーズに卒乳することができます。

デメリットは時間がかかることもあるということです。
周りの他の赤ちゃんがすでに卒乳しているのに、自分の子はまだ母乳ということもあります。
こうした際に焦ってしまうと子供にも良くないので、必ず自分の子も近いうちに卒乳が来ると信じてあげることが大切です。

自然な卒乳を促す方法として、言い聞かせ卒乳という方法があります。
これは卒乳を言い聞かせることで赤ちゃんに卒乳を意識してもらう方法です。
方法はシンプルで、そろそろおっぱいはバイバイしようね、ということを子供に言い聞かせるようにしていきます。
もちろん注意するようなきつい言葉でするのではなく、必ず優しく声をかけるようにしましょう。
少しずつ声をかけていくと子供も気付いてくれて、おっぱいから離れてくれるようになります。

また、あと5回でおっぱいはバイバイね、という形で、回数を伝えるのもおすすめの方法です。
言い聞かせている回数で卒乳ができることも多いので、タイミングが近いと感じたら取り入れるのもおすすめです。
このタイミングでもしまだ母乳を欲しがっている場合は、まだ赤ちゃんの中で心の準備ができていない状態です。
卒乳を少し待つようにして、2、3ヶ月は時間を置くと良いでしょう。

ポイントを押さえて良い卒乳を

以上、卒乳のポイントをご紹介してきました。
どれもとても大切なポイントなので、ぜひ取り入れてみることをおすすめします。
卒乳はいつか来るものです。
来るべきタイミングのために、準備をしておいてくださいね。