子供への叱り方

子供への叱り方はとても大切

子育てをする上で大切なポイントになるのが叱り方です。
子供をどのように叱るかで、その後の子供の育ち方が大きく違ってくるのです。
もちろんしてはいけないことをした場合は叱るのも必要ですが、上手く叱らないと子供に大きな精神的ダメージを与えてしまいます。

心の傷は長く残ったり、トラウマになってしまうこともあるので、必ず叱り方をマスターしておくことが大切です。
子供の叱り方のポイントをご紹介します。

子供の叱り方のポイント

子供の叱り方のポイントは、叱った後に直ったら褒めるようにするということです。
子供自身を否定している訳ではなく、していた行為がだめということを伝えるために、きちんと行為が直っていたら褒めてあげるようにしましょう。
これで子供も嬉しくなり、機嫌を直してくれます。
また、今後に響くこともなくなります。

褒めることはとても大きな効果があり、子供の自信にもつながりやすくなります。
叱ったら褒める、日頃はなるべく色々なことを褒めてあげると良いでしょう。

叱り方を変えてみるのもおすすめです。
これはダメと、ネガティブな形で伝えるよりも、早起きできると何がいいと思う?と質問するようにすると、子供の行動をより良い形で直すことができます。
子供も高圧的に叱られるのには抵抗感を感じてしまいやすいですが、こうした質問形式の場合は比較的スムーズに受け入れてくれやすいです。
また、質問すると自然に答を考えてしまうので、上手く質問として投げかけることはとても効果的な方法です。

また、ダメとひとことで伝えるよりも、具体的に伝えることも大切です。
帰ってきてすぐにポテトチップスを食べようとしている子供に対して、それはダメとストレートに伝えるよりも、ポテトチップスを食べるなら手を洗ってからにしてね、と伝えることで、より効果的な注意ができます。
子供にも響きやすくなり、効果も高いです。

子供に理解を示すことも大切です。
一方的にご両親の考えを押し付けるよりも、まずは子供にどうしてしたの?という風に聞いてあげると良いでしょう。
子供をまずは理解してあげるようにすることで、子供も一方的に叱ろうとしているのではないと分かってくれます。
子供が自分を理解してくれていると感じてもらうことはとても大切です。
子供も言うことを聞いてくれやすくなり、より良い成長につながりやすくなります。

叱り方をマスターすると子育ても楽に

子供の叱り方はとても奥が深いです。
注意しないといけないことに関してはきちんと注意する必要がありますが、その注意の仕方によって子供への響き方も異なります。
ぜひ今回のポイントを押さえて、上手く叱ってほしいと思います。