離乳食について

離乳食の基本について

子供が成長すると必要になるのが離乳食です。
離乳食が何なのかあまりご存じない方もいるかもしれませんが、離乳食は赤ちゃんが今まではミルクだったのを大人が取っている食事に近づけていくための食事です。

これまでミルクで過ごしてきた赤ちゃんがいきなり大人の食事をするのはとても難しいです。
そのため段階を踏んで食事に慣れる必要があり、そのために食べるものが離乳食なのです。
離乳食は大人の食事に近いものがありながらも、赤ちゃんに合わせた食べやすいものになっています。
そのため赤ちゃんもスムーズに慣れることができ、今後のごはんも抵抗なく食べられるようになります。

離乳食には様々な種類があります。
これは、子供の成長度合いに合わせた離乳食をあげる必要があるため、豊富なものが販売されています。
さらにもうひとつ理由があり、食事の楽しさを分かってもらうという目的もあります。
離乳食は赤ちゃんがおいしく感じるようにできているので、食べさせることで赤ちゃんもごはんが楽しみになってきます。

離乳食の食べさせ方

離乳食の食べさせ方としては、まずは生後半年前後のタイミングではごくんと飲み込む練習をさせると良いでしょう。
また歯も十分に生え揃っていないため、子供も食事を噛むことができません。
まずはしっかり飲み込む練習をさせて、これからに備えましょう。

次にもぐもぐと噛む段階です。
8ヶ月前後からはもぐもぐの練習をしましょう。
まだ歯は十分に生えていませんが、口を動かして食べるということを習得していきます。
これも最初は練習が必要なので、2ヶ月ほどの期間を取ると良いでしょう。

3段階めは噛むことを習得させる時期です。
1年前後の段階で練習させると良いでしょう。
赤ちゃんも自分で噛むことができるようになると食べる楽しみをより感じるようになります。

さらにそこから半年間ほどはぱくぱくと食べる練習をする時期に入ります。
より大人に近いような食事の仕方をして、正しい食事の仕方をマスターします。

このようにステップを踏むことで子供に正しい食事の仕方をマスターしてもらうことができます。
ひとつひとつのステップがとても大切になり、抜かしてしまうと正しい食べ方が身に付かないので、ぜひしっかりとチェックして食べ方を身につけさせるようにしましょう。
もちろん上手くできないからと言って叱ることはせず、絶対できると信じて見守るようにして、食べ方を教えていきましょう。

離乳食はとても大切

このように、離乳食は赤ちゃんが食事の仕方を身に付けるためにとても大切な食事です。
赤ちゃんも離乳食を通して食べ方や食べる楽しみを感じることができるので、ぜひ時期を見て離乳食をスタートしてほしいと思います。