うつぶせ寝を防ぐ寝返り防止クッション

寝返り防止クッションって何?

寝返り防止クッションとは、赤ちゃんが寝ている時に使用するベビーグッズです。
赤ちゃんは、早ければ2か月ごろ、多くの場合には生後6か月ごろで寝返りを覚えます。
赤ちゃんの初期の成長のサインとして寝返りがあり、多くのパパとママは赤ちゃんの寝返りを楽しみにしているものです。

赤ちゃんが寝がえりをすると、うつぶせ寝の状態となってしまいます。
寝返りができる赤ちゃんでも、月齢によっては自身で元のあおむけの状態に戻ることはできません。
うつ伏せになった赤ちゃんが顔を横に向けることができないと、窒息してしまうリスクがあり、とても危険です。
そうした事故を防ぐために活躍してくれるのが、寝返り防止クッションなのです。

寝返り防止クッションは、赤ちゃんが絶対に寝返りできないように体を固定するというものではありません。
赤ちゃんを挟み込むクッションは、両サイドが高めになっていて赤ちゃんが寝がえりを打ちづらくしてくれます。
首がまだ座っていない赤ちゃんや、寝返りをうっても元に戻れない赤ちゃん、そしてお座りができる月齢など、赤ちゃんは毎日少しずつ成長しながらできることが増えていきます。
赤ちゃんの成長過程に合わせて使えるアイテムとして、寝返り防止クッションはぜひおすすめです。

寝返り防止クッションのメリット

寝返り防止クッションは、寝返りをしづらくするメリットがあります。
常に赤ちゃんのそばにいて注意を払っている人でも、少しの間トイレに行ったり食事の準備をする際には、赤ちゃんから目を離してしまうことがあるかもしれません。
寝返りを軽減してくれる寝返り防止クッションを使えば、安心感がアップするのではないでしょうか。

寝返り防止クッションはまた、おむつ交換の時に使えるというメリットもあります。
両サイドが高くなっているクッションなので、赤ちゃんを両側からすっぽりとやさしく固定し、おむつ交換している時の赤ちゃんの寝返りや動きをコントロールしやすくなります。

パパとママも寝ている夜間にも、寝返り防止クッションは活躍してくれるメリットがあります。
親が寝ている間に赤ちゃんが寝がえりをするのではないかと心配だと、親は疲れていても熟睡できないかもしれません。
寝返り防止クッションがあれば、多少の安心感を得られるでしょう。

寝返り防止クッションの注意点

寝返り防止クッションを使う際には、寝返り防止クッションが確実に赤ちゃんの寝返りを防止できるものではないことを理解する必要があります。
使っている間に赤ちゃんの位置がずれてしまうと、クッションの中で赤ちゃんが寝がえりをうつ可能性は十分にあります。
寝返り防止クッションがあるから絶対に大丈夫、というわけではありません。

また、サイズが合わなくなると赤ちゃんにとっては寝返り防止クッションが窮屈な存在となることもあるでしょう。
赤ちゃんは成長に合わせて体を動かすことがとても大切です。
必要な時にだけ寝返り防止クッションを使い、そのほかはできるだけ赤ちゃんが自由に動ける時間と空間を確保したいものです。