どんな場所でも油断大敵
気温が高くなってくると、子供も外に出る時間が長くなり、親と買い物やレジャーに行くようなことも多くなります。
子供はどこに行っても落ち着きがなく、珍しい物や興味のある物を見つけると、その方向に一心に向かい、親のことなど考えません。
子供はそのまま親とはぐれてしまうと、どうしたらよいかわからず泣きながらオロオロするということもあります。
少しの間子供が迷子になったとしても、探すと1時間以上も見つからないということもあります。
これは日本なので迷子になっても子供は見つかる確率は高いですが、海外になると一度迷子になると見つからないと覚悟しておくべき、だとも言われております。
アメリカでは年間で二十歳未満の子供の失踪は50万人以上と言われています。
迷子になったときの対応を子供に教える
まずは子供に迷子になったときはどうするのか?誰に助けを求めるのか?ということを教えましょう。
子供に聞いてみて、「通りがかった人に助けを求める」「泣いて誰かが気づいてもらうまで待つ」などと答えてはとても不安です。
もしも通りがかった人がそのときは子供の面倒を見ても、数時間連れ回したり、最悪の場合はそのままどこかに連れて行くことも考えられます。
お店があればコンビニやお店に入って、店員さんなどに助けを求めるなどするように教えましょう。
今なら24時間営業のコンビニはどこにでもあるので、一番良い方法かもしれません。
・迷子札を持たせる
迷子のときのために、日頃から子供が被っている帽子や、持っているカバンに名前を書くのは、連れ去ったりする犯罪に繋がりやすいので、行なうべき対策ではありません。
このようなことを行なうと、不審者から声をかけられやすくなってしまいます。
そこで普段から迷子札を用意し、そこに名前と連絡先を記載し、鞄などに入れて子供に持たせましょう。
普段から外に出して誰にでも見せる必要はないので、いざと言うときには活用するように子供に教えるのです。
もしも迷子になって、不審者に連れ去られそうになるのを防ぐために、防犯ブザーを持たせても良いです。
リードで繋ぐ
最近はペット用のみならず子供用のリードも販売され、日本でも普及してきています。
子供と外出するときは、このようなリードで繋げて一緒にどこかに連れて行くのも良いかもしれません。
人間の心理としては、他人から見るとペットのように扱って嫌だという方もいます。
しかし、迷子になって不審者に連れ去られることを考えるよりは、よっぽど良いかと思われます。
また子供が2人3人といるような場合や、母親と父親で交互に面倒を見るときなど、子供の扱いが慣れていない父親がどこかに連れて行ってあげるときなど、利用すると良いかもしれません。