子供にそろばんを習わせるメリットと効果

計算力と集中力

そろばんは最近ではあまり見かけなくなりましたが、そろばん教室は全国に多数あります。

やはりそろばんを使って計算を行うようになると、頭の中で数字をイメージしながら計算するので、計算力が身につきます。
数字を見て数学を解くのとは違い、数珠を見ながら実際の数字に近い動かし方をしながら計算するので、よりイメージしやすく、計算力も身につけやすいです。

さらには、そろばんは相手が言う数字を聞きながら計算していき、答えを出します。
そのために、集中力も要求され、集中する力も養われます。
パズルを解くように計算を解いていくので、楽しく習うことも出来るのです。
数珠の目を使った計算となり、視覚で計算をする特殊な方法となっており、イメージを使いながら計算します。
イメージして計算するので、右脳を効果的に使うと言われており、脳みその発達にも良いです。

そろばんで計算するときは、他の人と競争しながら計算することもあります。
もちろんそろばん教室でも競争しますが、競技大会となると、より素早く計算することが求められるので、競争力も身につきます。
それは目標を持って、目標に向かうことにもなり、他の事をするにも計画を立てて行えるようになります。

年齢によりメリットは違う

視覚的に計算を行うので、小さい頃から始めると良いかもしれません。
最初は珠の動かし方を覚えることとなり、その後に計算の仕方を覚えます。
特に小学校に入る前だと、おもちゃのような感じで興味を示し、計算はまだ出来ない時期ですが、視覚的に数字を覚えていけます。
それはまるで、りんごやみかんを使った計算に似ているかもしれません。

小学生低学年になると、学校で算数を習うので、そろばんをするのにちょうど良い年齢になります。
そろばん教室に通えば、親以外の人ともコミュニケーションを取るので、社会性を身につけるのにも役立ちます。

高学年になると、ある程度計算も行えるようになっているので、そろばん覚えるにも上達が早いと言われています。
やる気次第では、一番伸びる年齢かもしれません。
教室だけでなく、家でもそろばんを使って練習すると良いでしょう。

子供にあうそろばんを選ぶ

そろばんを習うにしても、初めが肝心で重要です。
そろばんは、ピンキリで、高価な品から安い品まで多数ありますが、子供にあった使いやすいそろばんを選んであげましょう。
高価なそろばんだから良いとは限らず、23桁の方のそろばんが子供には良いでしょう。
手の小さい子供ならば、もう少し桁数の少ないそろばんでも良いかもしれません。

どのそろばんが良いかわからないときは、そろばん教室で聞いてみる方法もあります。
または、子供が欲しいと思ったようなそろばんを買ってあげても良いかもしれません。