スマホを見ている子どもは意外と多い
多くの人がスマホを持つようになり、一人一台の時代がやってきています。
スマホで色んな情報を調べることができますし、動画を見たりゲームをすることもできます。
最近では育児にもスマホを利用する人たちが増えてきています。
子どもに日常的に動画を見せたり、公共の場でぐずったりした時にスマホの動画を見せてなだめるようケースが多くなってきているのです。
子どもにスマホを見せるのはあまり良くないのではと思っているのですが、泣いたりわめいたりしている子どもを落ち着かせるために、ついついスマホを使ってしまうという人が意外と多いのが現実です。
子どもが小さいうちからスマホばかりを見るというのは、成長に何か影響があるのでしょうか。
スマホは「悪」ではない
電車の中やデパートなど、小さい子どもに静かにしていて欲しいようなところで突然子どもがぐずり出すと親は焦ります。
お腹が空いているわけでもなく、おむつが濡れているというわけでもない、なぜか機嫌が悪くてぐずると周囲の人の視線が気になり、親もパニックになりがちです。
そんな時にスマホのある動画やアプリを見せるというのは、悪いことではありません。
スマホに頼っても良いのです。
親は子育てを全てスマホにさせているのではなく、仕方なく使わざるを得ない状況なのです。
もちろん、一日中スマホを見せたままで親から何も子どもに話しかけないとなると問題ですが、スマホから得る情報で学ぶのも悪くありません。
知育アプリもありますし、子ども向けの英語の教材になるような動画もあります。
保育園や幼稚園では、パソコンを使って教育するところも増えてきています。
上手に使えばとても便利なものであるのは間違いありません。
スマホ育児のメリットとデメリット
スマホを育児に取り入れるメリットとデメリットについて知っておきましょう。
まずメリットですが、親(大人)が教えるのを忘れてしまいがちなことを教えてくれる点です。
例えば「知らない人について行ってはダメ」とか「赤信号では止まる」、「もし何かあったらどうやって助けを求めるか」というようなことは、常識的過ぎて教えていないことです。
こういったことを教えてくれる知育アプリがありますし、文字や数字、色などを楽しく教えてくれるアプリもあります。
いろんな語学でアプリを聞いていた子どもが、5カ国語話せるようになったという例もあります。
もちろん時間を決めるとか、番組は親子で決めるなどの工夫はしておく必要があります。
一方デメリットは、視力低下やスマホへの愛着障害になる可能性があることです。
他に「攻撃的になる」とか「話を落ち着いて聞けない」などの心配があります。
2歳以上は2時間まで、それ以下の年齢の子は1回15分以下、1日2~3回と決めておくと良いでしょう。