パターンブロックにハマる子どもは多い
ブロックグッズを使って知育を進めるというのは、今も昔も奨励されている遊び方なのですが、今では、ブロックグッズが進化した「パターンブロック」が人気です。
パターンブロックという名称通りで、パターンブロックの特徴は「数種類のブロックを用いてものを作る」ことです。
基本的なパターンブロックの使い方は、「直線、円、ひし形」などを作ることなので、空間認識能力が高い子どもほど、パターンブロックで楽しく遊ぶことができます。
パターンブロックは角度が30度で調整されているため、パターンブロックをくっつけることで様々なパターンを生み出すことができます。
しかもパターンブロックは、カラーバリエーションが豊富なため、彩り鮮やかなものを作ることも可能なのですが、これらは色彩センスを強化する上でも役立ってくれるのです。
パターンブロックはブロックグッズと異なっているところも多く、メーカーの手によって、「問題集が作成されている」という特徴もあります。
パターンブロックが子どもの知育に良いとされているのも、「腕前に応じた遊び方をメーカーが用意している」からです。
4種の能力を引き出せる
パターンブロックには、以下のような4種の知育効果があります。
パターンブロックは「図形感覚、構成力、空間認識能力、巧緻(こうち)性」に良く、このような知育効果は、パターンブロック以外では引き出しづらいと言われることも多いです。
図形感覚、構成力については、パターンブロックでただ遊んでいるだけでも身につきます。
パターンブロックは、台形、三角形の組み合わせで何ができるのか・・・、美しい形のものを作り上げるにはどうすれば良いのか・・・、このようなことを考えて作らないといけません。
何も考えずに作っていると、良くわからない形になるのですが、これによって「構成力が磨かれる」ようになっていき、同時に空間認識能力が高まっていきます。
パターンブロックで巧緻性が上がる理由としては、ブロックグッズのほとんどは、持ちづらい形をしているからです。
ブロックを積み上げる、キレイに並べる際は、指が震えることもあるのですが、これによって巧みに指を使うための集中力が上がっていき、巧緻性も上がっていくようになります。
近年では、巧緻性そのものを重要視する玩具メーカーも増えてきました。
巧緻性が上がっていくと、それに伴って「脳が発達する」 というデータもあるからです。
つまりパターンブロックを使って巧緻性を高めると、子どもの知能が発達するチャンスも獲得できるのです。
パターンブロックは壊れにくいという特徴もありますし、ブロック数を増やすことによって、創造できるデザインが一気に増えるのも人気の理由でしょう。