0〜1歳の知育について

生活環境が大きな影響を与える

産まれた直後から、大人の感じる以上の速さで赤ちゃんは日々成長していきます。
その段階に合わせて、こまめに知育の方向性を調整していくことがこの0~1歳の時期には大切です。

そこで玩具を与えることはとても良いことです。
しかし、生後まもない頃は「ものを触る、動かす」程度の行動で精一杯なので、重たいもの、もしくは、触り心地の良くないものは、0~1歳の知育に良いおもちゃではありません。

しかし、3ヶ月以上の月日が経つと、進んでものの形状を確かめるようになる、噛むことが増える、気に入ったものを良く触るようになるため、変化が乏しいものは、知育に良いとは言えません。
このようなことを知っていると、赤ちゃんにとって良い知育の理解が進むようになります。

ですが、0~1歳の知育には注意点もあります。
子どもというのは、かなり成長するまで安全、危険を区別することができません。

そのため0~1歳の知育を行う際は、「飲み込めてしまうもの、触れると危険なもの」を与えないようにしましょう。
飲み込めてしまうものとはゴムボールのことで、壊れにくいおもちゃなので、与えてしまうケースがあります。

赤ちゃんは無理をしてでもゴムボールを咥えることが多く、その際に詰まってしまうこともあるので与えないほうが良いのです。
触れると危険なものというのは、ハサミなど尖っているものが該当します。

おもちゃとして与えない場合でも、赤ちゃんの手で触れることができる場所に置いておくと、赤ちゃんは興味を持って触ってしまうことがあるのです。
手を傷つけてしまう恐れがあるので、これらのものを赤ちゃんに与えないようにしましょう。

赤ちゃんが面白いと感じるものをチョイスする

オススメの知育アイテムというのは、時期によって異なるポイントがあるので、以下を参考にしてください。

例えば、生まれてまもない頃なのであれば、オルゴール、ベビージムなどを与えるようにしましょう。
優しい音によって気分がリラックスするだけでなく、音を聞く、物体を見ることで知育が進むようになります。

4ヶ月~7ヶ月頃になったら、ガラガラ、絵本、メリーなどを与えるようにしましょう。
起きている時間が長くなる頃なので、ガラガラのみでは時間潰しをすることができません。

この頃になると動くものを見るだけでなく、実際に触ってみたい、動かしたいという衝動に駆られるため、絵本などを与えたほうが良いのです。
8ヶ月~12ヶ月頃からは本格的な知育アイテムが必要となるため、積み木、音楽の鳴るおもちゃを与えるようにしましょう。

ポイントとしては、「五感を刺激する」ことが大事です。
五感を刺激することに成功すると、より興味をもって知育アイテムの使い方、上手な使用方法を学習するようになります。