2〜3歳の知育道具とは

1歳の頃とはまったく違う成長を見せる

2~3歳の知育というのは、1歳の頃のような「音を聞く、触る」ではなく、1歳の知育を卒業させることがポイントになります。

例えば、「理解する、並べる」が2~3歳の知育となるのです。
具体例を挙げると、パズルを与えることで知育を進めることが良く、その際は、キャラクターとも触れ合うことが重要になってきます。

1歳の知育というのは、自分では判断できないことをポイントとして、受動的な遊びを覚えさせることが多く、そのため、オルゴールなどを見る、聞くケースが多いのです。
そのような遊びを通じてリラックスしたり、ものの中には面白いもの、不思議と感じるものがあることを、赤ちゃんは学習していきます。

ですが2~3歳の知育になると、どうしてこのような仕組みになっているんだろう、もっと難しいものを触ってみたい・・・という、知的欲求が高まるようになっていくのです。
実際に、1歳用のおもちゃを与えるようにすると、つまらない場合は触らない、もしくは振り回すだけになることが多いです。

これは興味が無いことを意味しているので、2~3歳の知育に適っていないと思ったほうが良いでしょう。
そして、色の概念も取り込むようにします。

例えば、「白木の積み木」、「色付きのパズル」などを与えるようにすると、自分のイメージのみで積み木を重ねるようになるなど、自主性、創造力の強化につながるのです。
親としてもどうしてこのような形になるのか・・・、そんな子どもの一場面を見ることができますし、意外な才能の発見につながることも少なくありません。

実践的なものをあげよう

2~3歳におすすめの知育アイテムですが、ポイントとしては「うるさくないもの」をあげることです。

音が出るものというと、子ども用のピアノもあるのですが、あまりこちらはオススメすることができません。
というのも、子どもは周りに迷惑をかけていても、それが悪いことなのかを判断できないからです。

音が出る知育アイテムの中には、携帯しやすいサイズのものも含まれますし、うるさいので取り上げようとすると、子どもとの間で喧嘩になることも少なくありません。
そのため、2~3歳にとって良い知育アイテムというのは、「お絵かきセット、食べものパズル(カルタ)」などが該当します。

お絵かきセットは創造力の強化につながるため、今では定番の知育アイテムになりました。
子どもの教養に良い知育アイテムを望んでいる場合は、食べものパズルを与えると良いでしょう。

子どもは食欲に対して素直なので、覚えるのが難しいとされる「シュークリーム、ハンバーグ、ステーキ」なども、すぐに覚えたりすることがあるのです。