妊娠中のペット

妊娠中のペットは要注意

HIRA78_nezuminoomocyatomesuneko1500_TP_V妊娠してから4ヶ月め、つまり16週めの頃からは妊娠も中期段階に入りますが、その時にはペットを飼っている方は気を付ける必要があります。
ペットは気を付けないと不衛生の原因になってしまい、普通の状態の時なら特に問題はないのですが、妊娠してからは体の状態も敏感になっており、さらに母体として赤ちゃんにも影響を与える可能性があります。
ペットからの菌などが原因となって赤ちゃんに思わぬ症状が発生する可能性があります。

妊娠してからペットと一緒に暮らしてはいけない分けではありませんが、必ず産院の方などに相談をする方が良いでしょう。
妊娠初期の段階の間にトキソプラズマの抗体検査を受ける事で、感染症などの可能性を防ぐ事ができます。
また、他にも気を付けるべきポイントがあるため押さえておきましょう。

ペットが妊婦に与える影響

ペットが妊婦に与える影響には多くの事がありますが、まずはペットの抜け毛です。
見た目はとても可愛く、これまでに慣れ親しんだ家族のような存在であるペットも、実は毛には菌などが住み着いており、それが妊婦の方の体内に入る事で影響を及ぼす事があります。
また、ノミやシラミがペットに住み着いている場合もあります。
これも妊婦の方に移ると大変です。
時々体を洗っているという場合でも人とペットではやはり体の状態は違うので、極力避けるに超した事はありません。

また、こうした菌などが妊婦の方の体調を崩すだけでなく、生まれてくる赤ちゃんにも症状を生じさせる場合もあります。
ぜんそくやアレルギーなどの原因になる事があるため、こうした意味でもペットの毛はよくありません。
アレルギーは発生の仕組みがまだはっきりと分かっていないものもあり、様々な原因がありますが、ペットは一つの大きな原因となりやすいので注意しておきましょう。

産院の方にも相談を

また、ペットと一緒に暮らしているとペットが赤ちゃんにちょっかいを出して傷つけてしまう可能性があります。
しっかりと注意をしていれば問題ない事もありますが、ふと目を離した隙に赤ちゃんにちょっかいを出していたという事があります。
そして、ついうっかりという時に起こるのが困るものです。
うっかり見過ごす事があるかもしれないと不安になる方は、やはりペットを一度見直す事をお勧めします。
もちろんこれまで可愛がってきたペットとさよならをするのはとてもつらい事なのは分かります。
なのでじっくりと考えたり、産院の方に相談をするのもお勧めです。
家の中で走り回らせていた方は冊などを作って、その中で遊んでもらうようにして、旦那さんに主に面倒を見てもらったり、散歩を旦那さんに頼むなどの工夫をする事で対処していける可能性はあります。
いずれにしても、産院の方に相談するのがまずは良いと言えるでしょう。