妊娠中の運動はこんなメリットが
妊娠してお腹が大きくなってくると、体を動かすのが大変になってきます。
だからといってじっとしていると体重が増えすぎてしまい、母体の健康が脅かされてしまうことになります。
妊娠中の適度な運動は、冷えやむくみを解消するメリットがありますので、特に医師から運動を止められていないのであれば行うようにしましょう。
妊婦さんに適している運動は、ウォーキングやマタニティヨガ、マタニティスイミング、マタニティエアロビクスなどがあります。
これらを行う教室を開いている自治体や産院もありますので、近くにあれば行ってみると良いでしょう。
妊娠中の運動はいつまでOKか
家の近所を散歩するとか、ウォーキングするのであれば妊娠初期でも体調が良い日であれば始めても大丈夫です。
マタニティヨガやスイミングなどは、妊娠13週くらいから出産直前までの間でできます。
教室によって始める時期は違いますので、確認してから行いましょう。
産婦人科医師から特に運動を止められていないのであれば大丈夫ですが、流産や早産の恐れがある人や多胎妊娠の人、何か高リスクのある人は控えた方が良いでしょう。
何の問題もなく妊婦生活を送っているという人も、何か運動を始めるのであれば事前に主治医に相談する方が良いでしょう。
順調だと思っていても突然何かトラブルが起こる可能性もゼロではありませんから、医師に相談することはとても大切です。
妊娠中のおすすめの運動とは
妊娠中におすすめなのはウォーキングやマタニティヨガ、マタニティエアロビクス、そしてマタニティスイミングです。
ウォーキングは何の準備もいりませんし、始めようと思った日からすぐ始められます。
ウォーキングの時間は最初20分から30分程度にし、慣れてきたら自分のペースで増やすと良いでしょう。
お腹が張ってきたとか、体調が良くない時は休むようにします。
マタニティヨガはインストラクターの指導の下で行います。
体をゆっくりと伸ばし、呼吸を整えるのでリラックス効果が期待できます。
マタニティエアロビクスは全身運動でもあるエアロビクスを、妊婦さんのためにアレンジしたものです。
一定時間の間続けて運動をするので、体力だけでなく持久力がつくようになります。
そしてマタニティスイミングはプールで泳ぐだけでなく、水中で運動することが目的です。
浮力があるので無理なく動け、肩こりや腰痛、むくみ解消に効果があります。
ストレスが溜まりがちな妊婦生活ですが、体調と相談しながら適度な運動を行うことは気分転換にもなりとても良いことです。
基本的に臨月のお産の直前まで運動はできますので、特に安静にするように言われていないのなら、時間を見つけて体を動かすようにしましょう。