妊娠中のアルコール

妊娠中のアルコールはNG

MAX85_kanpaibeer20141220175304500_TP_Vお酒が好きな方は日常的にお酒を飲んでいるという方もいると思いますが、妊娠中のアルコールは控えなければいけません。
妊婦の方が摂取した栄養分などはへその緒を通じて赤ちゃんにも供給されます。
この時にアルコールを摂っているとアルコール成分も赤ちゃんに行き届く事になってしまいます。
飲みたいという気持ちは分かりますが、お酒は飲まないようにしましょう。
また、お酒を飲む事で赤ちゃんに与える影響を学んでおくとよりお酒を控えるためのブレーキになります。
ぜひ十分に学んでおき、お酒は我慢していきましょう。

アルコールが赤ちゃんに与える影響

赤ちゃんにアルコールの成分が与える影響に胎児性アルコール症候群というものがあります。
これは妊婦の方がアルコールを摂取する事で生まれてくる赤ちゃんに先天的に生じてしまう疾患です。
赤ちゃんが正常な状態ではなく、知能に障害がある、形態の異常、てんかん、学習生涯などが見られる可能性があります。
その疾患は人により異なり、軽度の場合も重度の場合もあります。
アルコールの量によってもその症状は変わってくると言われており、もちろん量が多いほどより重度の疾患が生じる可能性が高くなります。
胎児性アルコール症候群を予防する方法は簡単で、もちろん妊娠中にアルコールを摂取しないようにするという事です。
逆に飲まなければ生じる可能性はゼロで防ぐ事ができるので、心掛け一つで十分に可能な事なのです。

少量だとどうなのか

胎児性アルコール症候群は少しでもアルコールを摂取すれば疾患が発生してしまうのかという事については議論がされており、専門的に研究などをしている方の中にはコップ半分程度の量であれば影響はないとしている方もいます。
ですが、症状が発生しないという保証はどこにもなく、もし症状が発生してしまえば生まれからそれは子どもにとってもあなたにとってもとても大きな影響を与えてしまいます。
胎児性アルコール症候群はまだ研究段階の部分も多く、はっきりとその症状の発生の仕組みが改名されていない部分も多いです。

確実に言える事は妊娠中のアルコール摂取が原因となっているという事です。
軽い気持ちで少しなら大丈夫だろうと飲んでしまう事が子どもに大きな影響を与えかねないのです。
きっと出産してから後悔してしまう事にもなってしまいます。
そのため、アルコールは飲まないようにしましょう。
これから生まれてくる可愛い子どもの将来の事を考えれば自然にお酒も我慢できるようになるはずです。

胎児性アルコール症候群は一つの良い例ですが、書籍やインターネットで得られる情報などももちろん有用な知識もたくさんありますが、最終的には赤ちゃんにとってそれが本当に良い事かを見極めながら判断していく事が大切です。