子供にダンスを習わせるメリットと効果

身体的なメリット

教室などに通い習うと音楽に合わせて体を動かしていきます。
このことは、身体的に良い効果を生むばかりでなく、精神的にも良い効果を得られます。

まずは音楽に合わせて体を動かすことは、リズム感を養います。
意外にもリズム感とは練習して習得しないと得られないものであり、大人になっても、まったくリズム感の無い人もいます。
ダンスを踊ってリズム感を得ることは、大人になって踊りを踊るときにも役立つでしょう。

ダンスを踊ることは、ある程度体が柔軟でなくてはならず、柔軟性も身につけられます。
これはストレッチして体をほぐすのとは違い、運動するときに、柔軟に体を動かせるようになるのです。
体をスムーズに動かせるようになるので、他のスポーツをしても、事故を起こしにくくなります。

もちろんダンスをすることは、筋力を鍛えるのにも役立ちます。
ダンスと言ってもいくつも種類があり、それぞれで必要とされる筋力も違います。
子供ならば、簡単なダンスから始めるかもしれませんが、そのようなダンスでも筋力アップが行えるでしょう。
最近は外で遊べる場所も減ってきており、体を動かして運動不足解消をするのにも役立つでしょう。

精神的な効果

ダンスをして体を動かすことは、ストレス解消になります。
筋肉を活発に動かして、血行を良くし、ストレス発散に良いです。
極度に体を追い込むようなスポーツとは違い、ダンスは適度に体を動かすので、体にも心にも大きな負担とならずに行えます。

もしもチームで踊るようなダンスをすれば、社交的な性格にもなっていくでしょう。
指導者のもとでダンスを覚えていくので、1つのダンスを覚えるという目標もでき、目標を達成する強い精神を養うのにも役立ちます。
ダンスをするには集中力も求められるので、総合的に精神を鍛えるのにも役立つでしょう。
仲間と一緒に踊ってダンスをすれば、絆も出来てきて、仲間との信頼関係も築けるかもしれません。

上達するために

ダンスは体を動かすだけでよく、ダンスの種類によっては、特別な技術や知識を必要としません。
そのために、何歳からでも始めることができ、立ち上がって体を動かせるような年齢であれば、小さい頃からでも始められます。

ただダンスを上達するには、子供が楽しんで踊ることです。
ダンス教室もいくつもあり、ダンスの種類もいくつもあるので、子供が踊りたいと思うようなダンスをさせると良いでしょう。
親が無理矢理引っ張って連れて行っても、子供が嫌がればダンスは上達しません。
チームで踊ることもあるので、子供が嫌がると周囲にも迷惑を掛けます。

また上達したいと思うならば、教室以外の場所でも、子供自身で練習を行うことです。
ただ個人でレッスンをするのは負担も多いので、まずは楽しんで教室で踊ると良いでしょう。

子供にそろばんを習わせるメリットと効果

計算力と集中力

そろばんは最近ではあまり見かけなくなりましたが、そろばん教室は全国に多数あります。

やはりそろばんを使って計算を行うようになると、頭の中で数字をイメージしながら計算するので、計算力が身につきます。
数字を見て数学を解くのとは違い、数珠を見ながら実際の数字に近い動かし方をしながら計算するので、よりイメージしやすく、計算力も身につけやすいです。

さらには、そろばんは相手が言う数字を聞きながら計算していき、答えを出します。
そのために、集中力も要求され、集中する力も養われます。
パズルを解くように計算を解いていくので、楽しく習うことも出来るのです。
数珠の目を使った計算となり、視覚で計算をする特殊な方法となっており、イメージを使いながら計算します。
イメージして計算するので、右脳を効果的に使うと言われており、脳みその発達にも良いです。

そろばんで計算するときは、他の人と競争しながら計算することもあります。
もちろんそろばん教室でも競争しますが、競技大会となると、より素早く計算することが求められるので、競争力も身につきます。
それは目標を持って、目標に向かうことにもなり、他の事をするにも計画を立てて行えるようになります。

年齢によりメリットは違う

視覚的に計算を行うので、小さい頃から始めると良いかもしれません。
最初は珠の動かし方を覚えることとなり、その後に計算の仕方を覚えます。
特に小学校に入る前だと、おもちゃのような感じで興味を示し、計算はまだ出来ない時期ですが、視覚的に数字を覚えていけます。
それはまるで、りんごやみかんを使った計算に似ているかもしれません。

小学生低学年になると、学校で算数を習うので、そろばんをするのにちょうど良い年齢になります。
そろばん教室に通えば、親以外の人ともコミュニケーションを取るので、社会性を身につけるのにも役立ちます。

高学年になると、ある程度計算も行えるようになっているので、そろばん覚えるにも上達が早いと言われています。
やる気次第では、一番伸びる年齢かもしれません。
教室だけでなく、家でもそろばんを使って練習すると良いでしょう。

子供にあうそろばんを選ぶ

そろばんを習うにしても、初めが肝心で重要です。
そろばんは、ピンキリで、高価な品から安い品まで多数ありますが、子供にあった使いやすいそろばんを選んであげましょう。
高価なそろばんだから良いとは限らず、23桁の方のそろばんが子供には良いでしょう。
手の小さい子供ならば、もう少し桁数の少ないそろばんでも良いかもしれません。

どのそろばんが良いかわからないときは、そろばん教室で聞いてみる方法もあります。
または、子供が欲しいと思ったようなそろばんを買ってあげても良いかもしれません。

子供にサッカーを習わせるメリットと効果

体を鍛えられる

子供の頃からサッカーを習うメリットとしては、やはり体を鍛えられることです。
サッカーを習うと試合を行いますが、試合では1回に何kmも走り回ります。
他のトラック上を走るようなスポーツと同じように、サッカーも体を鍛えるのに役立ちます。
走るだけでなく、蹴る、飛ぶ、歩くなどの動作も組み合わせるので、運動神経が良くなるでしょう。

またサッカーは、常にボールがトラック上を移動し、相手チームと、仲間チームとの兼ね合いの中で試合をします。
自由度の高いスポーツなので、戦略や創造性が必要とされており、論理的な敷こうが身につくと言われています。

チームで試合をしていくので、仲間と連携して行動しないとなりません。
そのために、協調性も身につくと言われており、子供同士での成長も見られます。
チーム内で意思疎通を行うので、コミュニケーションを養うのにも役立ちます。

サッカーの習える場所

サッカーを習うならば何歳から始めても良く、早いと3歳ぐらいから習わせることもあります。
サッカーを習える場所としては、以下の2つがあります。

・スポーツ少年団

小学校単位で構成されており、指導者は子供の親やボランティアです。
学校のグランドを使って練習し、月謝も安いので、気軽に参加できます。
有志での運営となっており、参加している子供の親がローテーションで、運営をしていくようなことも多いです。
そのために、保護者の負担は多くなります。

・クラブチーム

本格的にサッカー選手を目指すならば、クラブチームが良いでしょう。
いくつもクラブチームには種類があり、選手を目指すならば、Jリーグ傘下のチームがおすすめです。
中学生になると、ユースーチームで活躍します。
月謝はスポーツ少年団と比べると高いですが、それだけプロに近い指導を受けられます。

どこで練習をするにしても、最初は基礎体力トレーニングとなり、走りまわっていきます。
ランニングや鬼ごっこなどを行い体力を付け、さらに基本のボールさばきも覚えていきます。
そうして、基礎練習を積み重ねていき、試合を徐々に行うようになります。

親の負担

サッカーは親の負担の大きいです。
子供が練習試合をするために遠征するとなると、やはり親も一緒に行くことになるでしょう。
また試合があるとなると、親は会場に応援に行くことになり、休みの日などは子供に付きっきりとなるかもしれません。

小学校に入る前は、小さなコートでの練習がメインとなりますが、小学校に入ると大きなコートでの練習に変わります。
学年が上がるごとに技術も高くなるので、それに合わせてスクールを併用するような子供もいます。
最近はガールズクラブなどもあり、女の子でもサッカーを習うことは出来ます。

子供に習字を習わせるメリットと効果

習字で得られる効果

習字は、文字を筆で書くことを習いますが、得られるのは文字の書き方ばかりではありません。
筆で字を書くことは、集中して書かないとならず、忍耐力や集中力が要求されます。
思った以上に体力も使い、集中力や忍耐力を養うのに役立ちます。
何度も納得いくまで半紙に文字を書き忍耐力を使い、綺麗な文字を書くために集中力を使います。
また正しい姿勢で字を書くので、姿勢が美しくなる効果もあります。

作業に集中して書くことができるので、落ち着くことも身につけることができ、自然と気持ちを落ち着かせます。
考える力も養われて、どこに文字を書くか、どのような長さや力を入れて書くかなど、考えながら字を書いていきます。

文字を書く練習になる

習字は文字を筆で綺麗に書くばかりでなく、他のペンを使って文字を綺麗に書く練習にもなり、漢字も覚えていきます。
小さい頃から始めると、文字を覚える練習と平行して、習字も行えます。
幼稚園ぐらいの年齢から始めると、このようなメリットを得られます。
ただし、子供によってはこの時期は落ち着きがないので、無理に行わせると、周囲に迷惑をかけるかもしれません。

幼稚園ぐらいでは無理そうならば、小学校に入学してから、習わせることも出来ます。
小学校に入れば、授業でも習字はあるので、役立つでしょう。
小学生ぐらいになれば、自己管理も出来るようになり、集中力も付いていき、習字を習わすには良い年齢です。

ただ習字は何歳から始めても良く、小さいから無理だということはありません。
長く続けていくと、大人になっても趣味で続けるような方もいます。
また、大人になっても綺麗な字を書くことができ、それは履歴書などペンで文字を書くとき、さらには冠婚葬祭の熨斗の表書きなどでも役立ちます。
最近は、筆を使って綺麗に文字を書ける人が少ないので、将来職場でも重宝されるかもしれません。

お金があまりかからない

習字を行うには、半紙と墨、筆などがあれば良く、これらはそれほど高価な品ではないので、始めるにしてお金はあまりかかりません。
ピアノのようにピアノを用意する、他のスポーツのように必要な道具を一式揃えるにはお金がかかりますが、習字はそれほどお金はかかりません。
習うとすると親の負担も少なくて済みます。
将来履歴書に趣味としても、また段位をとって資格としても記入すると、継続力のある人物だと思われることもあります。

デメリットや始めるにあたっての注意点はあまりなく、あえて書くと、片付けが大変なことぐらいでしょう。
子供時代から忙しく塾や学校と、自分のプライベートな時間をあまり持たない子供も多く、自分と向き合えない子供もいます。
習字は、子供が自分自身と向き合う時間を作るのにも役立ちます。

子供にピアノを習わせるメリットと効果

音感が身につく

音を聞き分ける力、特にピアノのような細かい違いの音階を聞き分ける力は、訓練しないと身につきません。
しかもその音感は、遅くても9歳ぐらいまでに練習しないと身につかないと言われており、子供の頃からピアノを習わせるのは、音感を身につけるのに適しています。
子供によっては、絶対音感を身につけることもあります。

また、ピアノを習うと記憶力も良くなると言われています。
これは、ピアノを弾くためには、鍵盤を叩き、音を出し、さらには楽譜を見ながら演奏するという複雑な動作を要求されます。
このような高度な事を要求され、これが脳の発達に良いのです。

さらには、数学が得意になるとも言われています。
一見するとピアノと関係ないように思える数学ですが、ピアノは楽譜を読み音階を理解するので、数学と似ています。
楽譜を読める子供は、数学の理解も早いと言われているのです。

長くピアノを続けられれば、それは将来的な趣味ともなり人生を豊かにしてくれるかもしれません。
楽器を弾けるということであり、趣味の1つを手に入れられます。
頑張っていけば、合唱コンクールなどにも出場でき、小さい頃から大舞台を経験できます。
その経験は、自信にも繋がり、度胸も生まれるでしょう。

ピアノを始める時期

ピアノを習わせるならば、ピアノの鍵盤を叩けるぐらいの力がないとなりません。
2歳や3歳でも習うことは出来ますが、この頃の時期だと親と一緒に習うことになり、ピアノを弾くというよりは、鍵盤を叩いて遊ぶという感覚に近いです。
また楽譜や鍵盤の名前も覚えないとならず、3歳ぐらいだと覚えるのは厳しいかもしれません。

早いと4歳ぐらいから本格的に始めることもでき、小学校に入ってからでも遅くはなく、8歳ぐらいまでに始めると良いでしょう。
また椅子に数十分は座らないとならないので、それぐらいの集中力はあった方が良いでしょう。

ピアノとの適正

いくら親がピアノを習わせたいからと言っても、子供がやりたがらないと難しいです。
長い間通い、30分や1時間は練習を行うので、忍耐力が要求されます。
本格的にピアノを覚えさせようと思うならば、家でも練習できる環境はあった方が良いです。
ピアノ本体を購入すると高価なので、それならば電子キーボードを購入する方法もあります。
電子キーボードだと、ヘッドフォンに対応しているモデルも多いです。
ただピアニストを目指すならば、家にもピアノがある方が良いです。

長くピアノを習っていくと、中学生ぐらいになると、学部で忙しく習う時間がなくなるかもしれません。
しかしそれでも、週に1回程度ぐらい、辞めずにピアノを続けていくと良いでしょう。
ピアノを続けていくと、継続する力も身につき、多くのことで役立ちます。

子供に英語を習わせるメリットと効果

早い時期から英語の発音に慣れる

人間は生まれたときは、どの国の言葉でも習得できるように、脳みそは柔軟になっています。
しかしそれが、その国での生活を行い、1つの言語のみを聞くようになると、脳みそはその言語のみを習得し、他の言語は習得しにくくなります。
特に日本であれば、日本語と英語の発音は大きく違うので、一度日本語の発音に耳や脳みそが慣れてしまうと、英語を覚えるのは大変です。
その一例が空耳であり、空耳は英語を正しく聞いて覚えるには、とても不都合と言えるでしょう。

生まれてから出来るだけ早い段階で、英語を習うようになると、英語の発音にも耳や脳みそが慣れていきます。
小さい頃から英語に慣れていると、いざ英語を習得して覚えようというときに、覚えやすいのです。
また、小さい頃から英語を習うと、英語を話すときにも英語の発音をしやすく、ネイティブに近い発音も可能となります。

英語を習う方法

小さい頃から英語を習わせたいならば、今はいくつもの方法があります。
本格的に英語を覚えるならばやはり海外に長期間住むのが良いですが、他にも英語に触れる機会は、日本でも沢山あります。
まずはもっとも一般的な英語教室です。
英語教室でも、ネイティブの先生が教えているような場所もあり、単語やローマ字など基本から学べます。
通信教育という方法もあり、教室に通わなくても、自宅で英語を学ぶことが可能です。
こちろの通信教育でも、ネイティブの方に教わることも出来ます。

ちなみに、小学生に入る前ぐらいまでの子供は、英語を習うにしても、文法など論理的に考えて覚えるのではなく、音を聞いて覚えます。
まさしくそれは、生まれた子供が、親からにほんごの発音を聞いて、日本語を覚えるのと一緒です。
英語を身につけさせたいならば、出来るだけ早い頃から、英語教室に通わす、または英語に触れる機会を設けることです。

英語漬けにするぐらいが必要

もしも、子供の頃から、日常会話が話せるぐらい英語を覚えさせようと思うならば、週に何回かの数時間の英会話教室では、不十分です。
週に数時間英語に触れるぐらいでは、単語を覚えることは可能ですが、話せるぐらいなるのはほぼ無理と言っていいでしょう。

話せるぐらいに覚えさせるには、1日の大半の時間英語に触れるぐらい、英語漬けにしないとなりません。
本気で英語を覚えさせたいなら、英語を基本に授業を行うプリスクールに通わせる、1年程度親子留学として、海外に滞在するなどがよいでしょう。
最近はアジアの物価の安い国を対象とした語学留学もあり、アメリカやヨーロッパに留学するよりも費用が安くなっています。
ただ小さい頃から英語漬けにするなら、日本語も覚えられるように、日本語とのバランスも考えてあげましょう。

子供に水泳を習わせるメリットと効果

体をバランス良く鍛えられる

子供にスポーツを習わせようと思うならば、水泳はとても適しています。
水泳は、水の中に入り体を動かすスポーツであり、体全体を使うので、全体の筋肉を効率よく鍛えられます。
また浮力がある中で体を動かすので、関節や骨に負担をかけずに、体を鍛えていけます。

全身の筋肉を効率よく鍛え、水の中で体を動かすことは、思った以上に大変なものです。
筋力や体力、持久力の中でも、特に水泳は持久力を鍛えるのに適しています。
心肺機能が向上するので、持久力も高まり、他の運動にも良い影響を与えます。

水泳を行うことは、全身の筋肉をコントロールしながら泳ぐので、全身の筋肉の緊張状態を細かく制御し、これによって脳みそも刺激します。
体に良いばかりでなく、脳みそにも良いのです。

水の中で泳ぐこと

水泳を習うと、やはり水の中で泳ぐことが身につきます。
初めて水泳を行う子供ならば、まずは水の中に入り、水を恐れないようにすることから始めます。
水を恐れなくなれば、次はいよいよ泳ぐことを身につけていきます。
そして、家のお風呂や、学校の授業のプールも平気になります。

泳げるようになると、達成感を感じる子供も多く、精神的にも強くなれます。
本来水は人間にとって、命の危機に追い込む対象であり、本能的に苦手だと感じてしまいます。
しかし、この苦手を克服すれば、他の苦手なことも克服しようとするようになり、立ち向かう精神も養われるのです。
泳ぐだけの水泳ですが、実は多くのことを身につけられるスポーツでもあります。

初めて水泳を行うならば、水中ウォーキングなどもあり、水が苦手であると思うならば、泳ぐ以外のことから始めても良いでしょう。
0歳ぐらいから始めるならば親と一緒に水の中に入り、2歳以上になれば、一人でもスイミングスクールに通い泳ぐことは可能です。

子供の気持ちを考える

水泳は、プールで泳ぐので埃の心配が無く、喘息の子供でも通えます。
しかし、いくら親が通わせたいと思っても、子供の気持ちをまずは考えてあげましょう。
子供が嫌がっているのに、無理に通わせるのは逆効果であり、親にもストレスがかかります。
水の中に入るので事故が起きないとは限らず、嫌々やると事故になるかもしれません。

体調の悪いときは無理せず泳がず、安静にして体を回復させることに努めましょう。
怪我をしているときも、水の塩素によって悪化することがあるので、避けた方が良いかもしれません。
傷がなくても、プールの塩素が気になる方は、泳いだあとは、しっかりとシャワーで体を洗い流し、塩素を洗い流しましょう。
多くのスイミングスクールの教室には、シャワーも併設されているので、泳いだ後に使うと良いでしょう。

子供同士のけんかの上手な仲裁

まずは様子を見る

子供同士が喧嘩していれば、ペットのようにお互いを連れ出して取り上げるわけにはいきません。
特に兄弟がいるような家庭では、子供同士の喧嘩も多いので、親もどうすべきか悩むこともあるでしょう。
2人ぐらいならまだしも、3人や4人子供のいる家庭では、喧嘩も多くて大変です。

全体的に子供のいるような家庭を見ると、喧嘩が起きてもあえて止めないという親が多いようです。
どうしても兄弟喧嘩は、子供同士が1つの屋根の下で暮らせば避けては通れませんので、毎回親が止めるわけにもいかないというのもあります。

親としても、出来るだけ本人同士で解決できるようにと、様子を見るというような場合も多いです。
喧嘩が始まっても親は黙って見ておき、暴力が発展し怪我しそうなときだけ仲裁するということも多いです。
また子供の泣き方が本気になったときも、止める親も多いです。

また、子供の喧嘩など親が割りいっても止まるはずがないので、最初から止めることはせず、言いたいことを言って口で伝えるのも大切なので、好きにやらせるという考えの親もいます。
ただ髪を引っ張ったり、洋服をひっぱたりすると、止めるようにはします。

兄弟げんかは社会の中で人間関係を築いていくのにも役立ちます。
どのようなことをすれば相手が嫌がるのか、どの程度までなら挑発してよいのか、などもわかってきます。
それに加えて、相手を叩いたり暴言を言うと、相手は傷つくということも理解しますので、これもとても重要です。

やんちゃ盛りの子供がいるような家庭だと、一度喧嘩が始まると、親はいつか終わると思っても、終わる気配なしに続くようなこともあります。
そのような毎日の喧嘩に親がいちいち対応していては、親自身が疲れるので、口けんか程度だと好きにやらせておくという家庭も多いです。
ただいっこうに終わらず手に負えないという場合は、一番上の子供に言うことを聞かせて、むりやり丸く収めて終わらせるような場合もあります。

子供の言い分を代弁する

子供同士の喧嘩は、口げんかでネチネチと言い合うということも多いです。
子供でも喧嘩すると興奮し気持ちが高ぶりますので、何を言っているかもわからず言うような場合もあります。
そんなときは、親が子供の言い分を代弁するような家庭もあります。
不満をしっかりと親が変わってはき出すことで、子供の気持ちも落ち着くのです。

また子供同士が、何を原因でけんかをしいるのかというのを、親がしっかり子供の言い分を聞いてあげて、解決案を提示すると、子供はあっさり喧嘩を止めるということもあります。
あまりにも、子供同士の口げんかがネチネチと長引くなら、親が言い分を聞くのも良い方法です。
やはり子供にも通したい筋があるので、それを示してあげるべきです。

共働きと専業主婦、子育てママにとって良いのは?

出産後に決めても遅くない

仕事をするか、専業主婦になるかは、産休中など出産を迎えるときに決めても遅くはありません。
また出産後に、子供の様子や育児をしてみてから決めても、自分の環境を考えやすく決めやすいです。

家計が大変だと働かないとならないということも多いですが、仕事をするならパートタイムでも問題ありません。
今は自宅でも仕事が可能となっていますので、在宅の仕事を探してみても良いでしょう。
将来子供を持とうと思って、すぐに決める必要はないです。

ただし働くとなると、子供の預け先を探さないとなりません。
金銭的に余裕があるなら、預けておくためのお金もそれほど家計にダメージはないでしょう。
また出産後の必要な金額などを計算し、いくらぐらい必要で今どれぐらい足りないのかなども算出しておくと、働くべきかどうかも決まります。
妊娠中に悩むような女性も多いですが、焦らずにじっくりと考えていくべきです。

働く場合と専業の場合

・働く場合

子供を出産してから働くとなると、社会との関わりを持てます。
金銭面でも収入がありますので、家計を助けることにもなるでしょう。
夫ばかりに稼がすことがないので、夫とも対話しやすくなるかもしれません。
子供が小さい間は、会社の休憩室などで自分の時間も取りやすくなります。

ただどこかの託児所などの子供を預けるとなると、仕事中に託児所から電話がくることもあります。
子供が急に風邪を引いて、急いで迎えに来て欲しいなどとの連絡もあるかもしれません。
働いていると、子供の心配をしながら働かないといけないということもあります。

今まで働いていて、妊娠を期に産休をとるような女性は、社会に取り残されてしまうのではないか、会社での自分の席が無くなるのではないかという心配がでるような人もいます。
このような不安を持つ女性は、子供を預けてでも仕事をした方が良いです。
また仕事を行なうと気分転換も出来、育児のストレスも軽減できるというメリットもあります。

・専業主婦になる場合

一番のメリットは、子供といる時間が持てるという事でしょう。
子供が体調を崩してもすぐに病院に連れて行くこともでき、成長過程も毎日見ていけます。
逆に働かないので、収入は夫のみとなりますが、その点は家庭でよく話し合って、妻は働かなくても大丈夫が確認しておけば良いでしょう。
ただし、社会から切り離されるので、不安が出たり、育児で疲れることは多いです。
社会への不安はあまり気にならず、育児に専念したいというのであれば、専業主婦が向いています。

このようにして働くにしても、専業主婦になるにしても、それぞれにメリットとデメリットがあります。
どうすべきかはゆっくり考えても問題ないですが、やはり金銭面で大丈夫かどうかも大きな課題となるでしょう。

他人事ではない!子供のいじめを見抜くには

教育現場の問題

子供が元気がなければイジメに遭っているのかと、親は心配になるものです。
子供が学校でイジメに遭っていると、親に言えれば解決の道も探しやすいですが、なかなか子供はイジメに遭っていても、進んで言おうとはしません。
どうしてもイジメというのは陰湿であり、喧嘩と違い体に傷などつく場合が少なく、言葉などの精神的なイジメが多いです。

どうしても子供にもプライドや羞恥心はありますので、親には相談しにくいものです。
となると学校で責任を持って現場がイジメの対処をすればいいのですが、学校でも先生がイジメに対処してくれるケースは少ないです。
そのために、子供が先生に相談するというようなことも、少ないのです。

またイジメ自体が陰湿で、本人以外にはわからないように行なわれることも多いので、たとえ先生が生徒の様子が変だと思っても、イジメの証拠などを見つけるのが難しいというのもあります。

そうなると、親が子供の変化に気づいてあげるしかなく、日々の様子の変化を観察していくといことになります。
また場合によっては、他の子供の親から聞いてみるなどすると、子供がぽろっとどこかでイジメに遭っていたと言ったのを、聞いているという人もいるかもしれません。

子供のイジメのサインを見逃さない

子供は親にも先生にも相談せず、イジメを受けてもそのまま我慢する、ということも珍しくありません。
このために、親が子供のイジメのサインを見逃さず、キャッチすることが大切となってきます。

・ただいまの声が小さい
・普段より話し声が小さい
・服にカバンの跡が付いている
・文房具などをよくなくしている
・ノートなどに馬鹿などと落書きされている
・おこづかいの減り方が早い
・親の財布からお金がなくなっている
・朝登校するのを嫌がる

イジメのサインとしては、いくつもあり、親としては普段と違う部分を如何にして見つけていくかというのが、とても重要となります。
また~はどうなの?~はどうしてる?などというYES/NOで答えられないような質問をしてみるのも良いかもしれません。
何気ない会話をすることで、返事の仕方や声の調子の変化があるかもしれません。

学校への対応

もしもイジメを子供が受けていると察知したら、次には学校に対応を求めたり、相談することもあります。
しかし感情的に学校に怒鳴り込みにいくのは得策ではありません。
学校はイジメを隠蔽しようとする可能性もあるということを、肝に銘じて対策を行なわないとなりません。

・学校に相談する場合は、イジメという言葉を使わない
・子供の被害を具体的に訴える
・親一人で行かず、出来れば誰かを見方に巻き込む
・けんか腰にならず、一緒に解決したいという姿勢を見せる

このような対応方法になりますが、あまりにもイジメの内容が酷い場合は、訴えて裁判を起こすことも検討するべきかもしれません。