ハーフバースデーとは

ハーフバースデーは海外の風習

ハーフバースデーという言葉が、少しずつ日本でも定着してきているのですが、そもそも日本の風習ではありません。

ハーフバースデーは海外の風習と言われているのですが、正確には「アメリカ、イギリス」で行われている風習のことです。
今では日本でも海外のハーフバースデーを取り入れている・・・のですが、海外のハーフバースデーと、日本のハーフバースデーは、似ているようで別物なので注意してください。

日本のハーフバースデーは、1歳の半分に当たる生後6か月を祝うことを指します。
海外のハーフバースデーは、生後6か月ではなく、たとえば誕生日が夏休みに当たるため、友達からお祝いされにくい、といったこのために、誕生日6ヶ月前、6ヶ月後を選んでみんなで祝うという意味です。
日本のハーフバースデーは「生後6か月のみ」に対し、海外では年齢は関係ないのです。

日本のハーフバースデーは、「家族や親族で祝う」傾向にありますので、桃の節句や端午の節句にかなり似ています。
ちなみにハーフバースデーの時期は、「生まれて6ヶ月後」でなくても問題ありません。

ぴったり誕生日の6ヶ月後と定めてしまうと、赤ちゃんの体調によっては、あまり好ましくないハーフバースデーになるからです。
そのため、家族で相談をした上でハーフバースデーの日取りを決めても、それほどマナーが悪い対応ではないのです。

ハーフバースデーの目的ですが、「みんなで祝う、成長そのものを祝う」の2つの目的があります。
そのため日本のハーフバースデーの中には、「お祝いに離乳食ケーキを食べさせる」ものもあるのです。

ハーフバースデーに細かい決まりは無い

桃の節句、端午の節句の場合は「飾りを設ける」ことが多いため、その影響でハーフバースデーも、決まった飾りを設ける必要があると、このように思われている人が多くいます。

ですが、ハーフバースデーには「祝い方があるだけ」なので注意してください。
飾り付けについては、ハーフバースデーを行う会場、家庭によって大きく変化するというわけです。

ハーフバースデーの祝い方では、「寝相アート」のようなものが主流となっています。
ハーフバースデーで行う寝相アートとは、子どもの寝相を生かす内容になっているのですが、小道具で演出を加えることが前提となっている、「赤ちゃんのおもしろ写真」を言います。

そんなハーフバースデーの寝相アートで有名なものが、「スラッシュと2の文字を作成する」、「1の部分に赤ちゃんを寝かせる」という寝相アートです。
これはハーフバースデーを意味する寝相アートなのですが、最近では、半分に切ったフルーツも盛り付けることによって、ビジュアル的にも良い寝相アートが増えてきました。

ハーフバースデーには特に決まりが無いため、海外風の会場の中で執り行われるものもあります。

季節の節目に行う行事:初節句

邪気をはらう行事

初節句のように、日本の行事の中には「邪気を祓(はら)う」ものが多いです。

元々は節句そのものも多く、そのため、多くの人が初節句以外も知っていました。
ですが今では、5つの節句が存在することを知っている人が多いだけで、節句そのものの由来や目的について知っている人は少ないのです。

そんな初節句の由来や目的ですが、「赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句」を意味するので、初節句と言うのです。
初節句の時期ですが、「女の子の場合は桃の節句の日となるため3月3日」、そして「男の子の場合は端午の節句の日となるため5月5日」に、節句を執り行うようになっています。

男女の初節句ともに、「健やかな成長を祈念する」のが目的です。
そのため初節句は家族のみで行うものではなく、場合によっては、親族も含めて初節句を祝うケースもあります。

ちなみに、初節句の時期は桃の節句、端午の節句で定まっているわけではありません。
というのも、「2月生まれ、4月生まれ」の赤ちゃんにとっては、早すぎるタイミングの初節句となりますので、このようなケースでは、時期をずらしてしまっても問題無いのです。

赤ちゃんの健康、成長を祝う儀式なので、こちらを踏まえて、初節句の時期を決めるようにしましょう。

定まったマナーが多い

初節句で大事になるマナーですが、以下のようなマナーがあるため注意してください。

まず初節句で使用する飾りは誰が用意するのかというと、「母方の祖父母」が用意する、贈るというのが一般的です。
初節句を開催するのは親なので、すべて親が対応する・・・と思ってしまいますが、実際は、母方の祖父母も含めて、初節句の用意をするのがマナーなのです。

ただしこのような対応は一般論でしかありません。
今では赤ちゃんの親たちのみで用意することもありますし、祖父母は招かれるだけのケースもあるのです。

贈り物の補足となりますが、「桃の節句は雛人形、端午の節句は鎧兜、もしくはこいのぼり」とされています。
テレビコマーシャルなどでも、桃の節句、端午の節句に関するテレビコマーシャルが多いため、雛人形、鎧兜の風習を知っている人は多いのですが、これらが、初節句の目的につながっていることを知らない人は多いです。

このようなことを知っていると、初節句に参加した際に場が盛り上がることもあります。
また、初節句の贈り物には邪気を祓う効果がある、家庭円満につながっているものも多いので、実は、赤ちゃんのみを祝うのではなく、家族全体の幸せを願うケースも多いのです。

初節句の食事についてですが、子どもはミルクか離乳食ですので、大人向けにはコーラなどのジュース、フライドチキンが出ることが最近はあります。
和食ではないのでマナー違反のように感じるかもしれませんが、初節句の場合は、それほど食事の内容に厳しいルールがあるわけではありません。

生後100日で行う行事:お食い初め

丈夫な歯になるように願う儀式

お食い初めというと、赤ちゃんが食事を行うことを祝っているイメージもありますが、実際は、「歯固めの石で丈夫な歯になるよう願う」儀式です。

このような由来のある儀式なのですが、お食い初めには、「これからの人生で食べ物に困らないように」・・・という願いも含まれています。
今の時代では考えにくいのですが、過去には、食べ物に困っていた時代もありますし、今でもその考えを引き継いでいる地域があるのです。

そのためお食い初めの由来や目的は、地域によって異なる傾向にあります。
地域によっては、お食い初めではなく箸ぞろえ、箸始めという名前で呼ぶ地域もありますが、内容としてはお食い初めと大きく変わりません。

家族や親族を集めて赤ちゃんの未来であり、食の健康を祈るという内容のものが多いのです。
ちなみにお食い初めは、赤ちゃんに食べ物を食べさせるものではありません。

赤ちゃんによっては上手にものを噛めないケースもありますし、そもそもお食い初めは、「歯が生えたことを喜ぶ儀式」でもあるからです。
献立の中に歯固めの石を入れる習慣が多く、このような形で赤ちゃんの未来を祝うことが多いです。

地域によって差が生じる

お食い初めの時期ですが、生後100日を祝うのは確かなのですが、だからといってピッタリ100日目に儀式を執り行うわけではありません。

地域によっては「110日目、120日目にお食い初め」となるケースもありますし、「祖父母に相談をしてから時期を決める」ケースもあるのです。
元々のお食い初めは、親戚などを招いて盛大に行う祝い事だったのですが、今では、親戚を招いて祝い事をするケースが減ってきました。

そのため、お食い初めそのものを知らないという家族も増えているのです。
ちなみにお食い初めは、「自分たちのスタイルを確立する」ことも問題ありません。

かしこまった場所でお食い初めをするケースもあれば、バーベキュー場のような場所で、お食い初めをするケースもあるのです。
そのためお食い初めのマナーは、「場所によって異なる」という傾向にあります。

かしこまった場所で、厳格なお食い初めをするのであれば、礼装を意識して参加したほうが良いでしょう。
現代であればスーツを着用してお食い初めに参加することが多く、また、お食い初めに参加する際は、ご祝儀を手渡すのも礼儀とされています。

お食い初めのご祝儀(参加費用)の相場ですが、5000円ほどとされています。
また、あまりかしこまらずにお食い初めをする際は、私服で参加をしてもマナー違反にはなりません。

あくまでもお食い初めの主催者が決めることなので、スーツ着用が義務付けられているわけではないのです。
これらも踏まえて、お食い初めに参加するようにしましょう。

成長を祈念する行事:お宮参り

お宮参りの目的など

赤ちゃんが無事に生まれたことを報告するのは、何も家族や親族、友人のみではありません。

昔からの習わしでは、お宮参りという形で氏神様に報告することも大事です。
なぜこのようなことをするのかというと、お宮参りを通じて、「今後の成長を氏神様に祈念するため」です。

つまりお宮参りは、単なる報告ではなく、祈念も含めてお宮参りをするという意味になります。
氏神様の補足となりますが、「産土神(うぶすながみ)」、「鎮守神」は、両方とも氏神様のことです。

つまり、「お宮参りで産土神に祈念する」というのも、対応していることはお宮参りは変わらないのです。

知っておいたほうが良いことは多い

お宮参りのマナーとなりますが、お宮参りで知っておきたい内容として、「参拝は家の近くの神社」が一般的です。

こちらは一般論なので、お宮参りのために遠方の神社を選択する人もいます。
マナー違反のように感じるかもしれませんが、崇敬しているのであれば問題ありません。

お宮参りの時期についてですが、お宮参りは「男の子であれば生後31日、もしくは30日」が良いとされています。
「女の子であれば生後33日、もしくは31日」が、お宮参りのタイミングとしては良いでしょう。

補足となりますが、お宮参りの時期は定まっているわけではありません。
地域によってお宮参りの時期が違っているため、正確な時期を知りたいのであれば、伝統を重んじる両親、知人などに確認したほうが良いです。

また、お宮参りの時期をずらしたとしても、実は、それほど大きな問題にはなりません。
実際に出産後の女性は体調が良くないため、赤ちゃんの健康も考慮して、お宮参りの時期を考え直すケースは多いのです。

特に真夏、真冬に関しては、お宮参りの時期をこだわらないほうが良いかもしれません。
今では真夏に猛暑日が続くことも多く、真冬についても、積雪のため移動が困難というケースもあります。
身の安全も考慮に入れて、お宮参りの時期を決めるようにしましょう。

お宮参りの相場についてですが、玉串料もしくは初穂料と呼ばれるものの相場は5000~10000円ほどとされています。
のし袋や白い封筒にあらかじめお金を入れて神社に渡す形になります。
その他に発生する費用としては、移動費、滞在費なども加算されるでしょう。

ちなみに、お宮参りは予約も可能となっています。
今では外国人も、良く神社を利用するようになっていますので、何も知らずにお宮参りを計画すると、当日は人混みが多くて疲れることもあります。
そんな失敗を犯さないために、お宮参りの前に相談をしておくことも大事です。
遠方の方であっても電話やメールで、丁寧に相談に乗ってくれるケースが多いです。

名前を命名する行事:お七夜

考えておいた名前で命名する

命名というと、あらかじめ一つか複数の名前の候補を挙げ、誕生した日に名前が決まっているイメージありますが、お七夜という行事は「そこで初めて命名する」という意味合いがあります。

お七夜の由来、目的ですが、家族だけでなく、お世話になった方も招いて、祝い膳を囲むというのが、本来の目的になっています。
お七夜を通じて親睦を深める・・・、このような狙いもあるということです。

ちなみにお七夜は、父方の祖父が主催するという流れになっています。
父方の祖父が主催する流れで、親族などを招くようになっているため、今では、お七夜を知らないという家庭も増えてきました。

また、お七夜というのは7日を意識しないといけないわけではありません。
日取りにこだわる必要はないため、今では、両親や親族などの都合に良い日を選び、お七夜をするというケースが増えてきました。

ただし、出産直後で母子の体調優先ですし、場合によってはまだ入院していることもありますので、必ずしもお七夜を行わなくてはならない、という訳ではないのです。

親の意思を取り入れる

現代ではキラキラネームのような、昔では考えられないような名前も存在します。

ですがお七夜を通じて命名のマナーを理解していると、より命名の重要性を学ぶことができるでしょう。
お七夜は、命名によって「一生涯ついて回る名前をつける」ことなので、安易に名前をつけるものではありません。

両親が名前を考えることが多いですが、祖父母や日頃大変お世話になっている方に命名をお願いするケースも少なくないでしょう。
その場合は、お七夜のタイミングで、命名していただいたお礼をすることも大切です。

可能であれば、どのような思いや意味があって命名をしたのかを、具体的にして記録しておくとよいでしょう。
子どもの将来、才能、親から子へ託したい思い・・・、これらをメモとして残しておくことも大事となります。
実際に子どもが成長すると、名前について聞かれることや、その意味について尋ねられることもあります。
その際は、お七夜という行事を開いてどのようにして決めたのか・・・を、具体的に説明できるほうが、子どもからも喜ばれることになるでしょう。

どうしても自分たちで良い名前をつけることが難しいという場合は、占いを通じて命名について考えるのも良いでしょう。
そこにも、親たちが「子供に幸せになってほしい」という思いが込められるものです。

命名した際は、お七夜の際に命名書というものを書き、神棚に飾るのが通例です。
神棚が無い場合は、良い方角を選んで部屋の高い位置に飾り、母親が床上げした後に外し、へその緒とともに大切に保管しましょう。

子供に剣道を習わせるメリットと効果

敏捷性を身につけられる

剣道は、小さい子供でも習うことができ、体格に左右されません。
力があるから有利だとは限らず、力任せに行うスポーツではなく、技を競うのがメインです。
体の小さい子供でも、鍛錬すれば強くなれます。
また女の子でも、腕力に左右されないスポーツなので、体が小さくても習えます。
剣道は、体力や腕力に左右されず、誰でも習えるスポーツなのです。

剣道も空手と同じように、礼儀作法を学びます。
礼に始まり礼に終わるスポーツであり、試合を始めるときは礼をして、試合が終わった時も礼をします。
稽古でも挨拶は行うものであり、礼儀作法は重要です。
目上の人には敬意を持ち、対戦相手であっても尊敬の念を忘れず、礼儀が基本となっているスポーツです。

剣道では、腕力よりも、相手の動きを読む力と、素早く打つことや突くなどの動作が要求され、敏捷性が身につきます。
稽古では敏捷性を鍛えていくので、バランスの良い体になっていきます。
稽古を行うと、集中力や判断力、忍耐力なども求められるようになり、総合的に精神を鍛えるのに役立つでしょう。

防具に関して

剣道を行うならば、防具を用意します。
レンタルで貸し出しているところはないので、自分用の防具を一式揃えます。
小手や胴、剣道着や袴、竹刀など一式揃えると、5万円程度かかるでしょう。
初心者用にセットで売っているところもあるので、初めて習う方は、そのようなものを揃えても良いかもしれません。
高い防具もありますが、初心者の方は、まずは安い防具で始めると良いでしょう。

竹刀は壊れやすいので、人によっては2本揃える方もいます。
竹刀は消耗品となっており、数回使うと壊れることもあり、長くても数ヶ月しか持ちませんので、買い換えは頻繁に行います。

ちなみに胴や小手などの防具は、洗濯は頻繁に行えるようなものではありません。
稽古をすれば汗をかくので、防具はにおって臭くなるのは覚悟しておきましょう。
稽古をした後は、体も汗で臭いので、すぐにシャワーを浴びましょう。

手加減の無い稽古

礼儀作法を重んじ、道場の設備は良いとは言えないです。
冷房のあるようなところは少なく、夏は暑く、冬は寒いです。
稽古は裸足で行うこととなり、打ち込むなど何度も練習していくと、足にマメが出来ます。
稽古では、子供だからといって手抜きはせず、運動が苦手、話を聞けないなどの子供には厳しいでしょう。

お金は比較的かからないスポーツですが、竹刀の買い替えや、防具の買い替え、遠征での移動費などはかかります。
大会に参加するとなると、参加費も払うようになります。
夏は暑いだけなのでまだ良いですが、冬となると寒く、裸足で稽古をするので、余計に寒く、子供のモチベーションを維持するのが大変かもしれません。

子供にプログラミングを習わせるメリットと効果

思考力を養う

プログラミングは、論理的思考や創造性、問題解決力などを必要とし、課題を認識し、それを解決するプログラムを組みます。
このような考え方を必要とされるので、プログラムを習うと、理科系の科目を得意になり、物事に対してじっくりと考えられる、などの効果を得られると言われています。

プログラムと言っても、C言語やPHPなどの本格的なものから、レゴブロックなど遊びながら楽しんで習えるジャンルまでたくさんあります。
さらには、ロボット教室などもあり、ジャンルは多数です。
小さい子供であれば、楽しんで遊びながらプログラムを体験できるような教室に通わせると良いでしょう。

情報化社会に対応できる

現代の社会は、情報化社会となっており、情報技術は欠かせないものです。
会社でも、パソコンを使うのはもちろんのこと、情報技術が仕事に関わっており、コミュニケーションにも使われます。
このような情報技術の基礎知識を学ぶことができ、小さい頃から情報に触れて慣れていけます。

これは、スマートフォンを使って動画を見たり、SNSを行うなどと違い、さらに深く突っ込んだ部分に触れられるということです。
小さい頃からプログラミングに触れていれば、情報端末の中身も知ることが出来ます。
たとえば、スマートフォンにしても、便利な道具だと動作原理やどのようなOS、プログラムを使っているか知らずに利用するのと、中身を知って利用するのでは大きく違います。

ただプログラミング教室に通わせるにしても、それぞれの教室で行うことが違います。
サッカーや英語教室などと違い、一貫して何を行うかということは決まっていません。
教室での授業の質が高いとも限らず、子供に役立つような教室を選ぶようにしましょう。
子供も興味を持って、進んで教室に行きたいと思うような場所を選んであげると良いです。

子供の創造性をはぐくむ

プログラムには、数学などと違い、これと言った正しい答えはありません。
目的を達するためには、いくつものアプローチの方法があります。
簡単に直接的にプログラムを組むのも、遠回りして難しくプログラムを組むのも自由です。

子供にプログラムを習わせると、子供の創造性を育てるのに役立つでしょう。
大人だとこのようにプログラムは組むべきだと固定観念がありますが、子供なら驚くような、大人が想像しないようなプログラムを組むかもしれません。
本格的にプログラムに興味を持てば、将来仕事にしようとするかもしれません。

今の日本では、プログラムを使いこなせる熟練の方も少なくなってきており、将来的に役立つかもしれない習い事です。
将来を見据えて慣わすには、PHPなどの本格的なプログラミング言語を慣わすと良いでしょう。

子供に野球を習わせるメリットと効果

役割を認識する

野球はチームプレイであり、野球を習うにしても、チームと一緒に行っていきます。
ピアノや英語などと違い、野球は習うというよりは、練習を積み重ねると言っても良いかもしれません。
サッカーよりも個人プレイも面が強く、多少野球のスキルが劣っていても、他もチームの人が補うことも出来るので、サッカーなどよりも個々の能力に左右される面が強いです。

試合をするとなると、チームでそれぞれピッチャーやレフトなどと、役割分担を決めて、守備をおこなっていきます。
そのために、自分の役割を強く認識するようになります。
チームには同じような年齢の子供も多くいるので、友達も出来やすいでしょう。
指導者の元で、個々に指導することも多く、しつけも行き届きやすく、社会性も身につきやすいです。

精神的にも強くなりやすいです。
試合を行うと、相手チームに負けることもあるでしょう。
やはり負ければくやしいのは当然のことであり、それをバネにして、強い心を育てていけます。
逆に勝ったときは、チームと大いに喜びを分かち合えます。

野球をするとなると、体力や腕力が必要となるので、筋力を鍛えるのにも役立ち、長い時間試合をするので、持久力も身につきます。
バッティングやバントの練習から、グラウンドを走って脚力を鍛えることまで、野球では色々な事を行い、総合的に体を鍛えていきます。
小さい頃から野球を始めれば、体の成長にプラスになるでしょう。

将来性がある

野球はスポーツの中でも、日本では人気があり、多くの人が熱狂します。
サッカーなどと違い、すでにプロとして活躍できる下地もあり、将来性のあるスポーツと言えるでしょう。
頑張れば高校野球で甲子園に行き、卒業後はプロ球団入りするということも可能かもしれません。

ただし、下地が出来ているといっても、狭き門であることは変わりありません。
たとえば高校野球でも、出場校は2000校近くにもなり、頂点に立てるのは、その中の1校のみです。
また、どうしてもスポーツは生まれもったセンスと、身体能力が物を言い、頑張ってもプロになれない人も多数います。

練習には時間がかかる

野球の練習は空手やピアノと違い、1日1時間や2時間では行えません。
個人で練習するとなると、数時間で行うことはできますが、チーム練習や試合となると1日がかりです。
時間がかかるので、休みの日でも、1日つぶれることも多いです。
休日の試合となると、親も応援に行かないとならないでしょう。
遠征試合となると、場合によっては親も一緒に同行するかもしれません。

野球は故障の多いスポーツとも言われます。
これは子供でも同じであり、腕や足を痛める、骨折するなどあり、怪我が多くなります。
この辺りは日ごろから気にかけたほうが良いでしょう。

子供にバレエを習わせるメリットと効果

身体的精神的に得られる効果

バレエは、トゥシューズを履いて踊る踊りであり、小さい子供でも3歳ぐらいから習うことが可能です。
練習はもちろん基本からとなり、ジャンプや回転、手の位置、姿勢などから始めます。
先生の言うことを聞けるようになれば、小さい子供でも習うことは可能です。

・バランス感覚
・協調性や度胸
・芸術性

精神的に得られる効果としては、このようなものがあります。
回転やジャンプを踊りの中では行うので、バランス感覚は必須であり、自然と磨かれていきます。
他の人と一緒に役割を持って演目を行うので、協調性も身につくでしょう。

バレエは、体を使って表現を行うダンスでもあり、表現力や感性、創造性を高めるのにも役立ちます。
他の人の踊りを見れば、さらに刺激されて、感性を磨けるでしょう。
音楽に合わせて、体を動かしリズムを取っていくので、リズム感も身につきます。
このようにして、バレエでは多くのことが身につくのです。

・体を鍛える
・美しい姿勢や体型を身につける

バレエでは、全身の筋肉を使って踊りますが、中でもインナーマッスルを鍛えることが出来ます。
これはバランスを保って踊るのにも必要となり、体幹が鍛えられます。
バレエは美しい姿勢を保ちながら行うダンスなので、美しいフォームも身についていき、無意識に正しい姿勢を保ちます。
基礎代謝アップにも繋がり、太りにくくなり、バレリーナはスレンダーな方が多いです。

習う場所

初めてバレエを習うならば、地域のバレエ教室で良いでしょう。
本格的なスクールよりも、費用が安く、親の負担も少なくて済みます。
ただどこでバレエを習うにしても、レオタードやタイツなどは必要となり、これらの費用は発生します。
さらに発表会となると、そのための衣装が必要となり、さらにお金はかかります。
試しに始めてみるならば、スポーツジムのバレエ教室が良いでしょう。

将来バレリーナを目指すならば、バレエ団所属の教室を探してみましょう。
付属のバレエ研究所を持っているところが多く、最初は研究生として練習を開始し、上達していくと団員になることも可能です。

足を痛めることに注意

バレエは、トゥシューズを履いて行いますが、つま先が硬くなっている靴であるとはいえ、やはりつま先一点に集中して体重をかけると、足は痛いです。
そのまま足をシューズに入れると痛いので、綿などの詰め物をして、足を覆うようにして履きます。
シューズを履くときは、爪は切るようにして、短くしておきます。
また、足とシューズはリボンで固定しますが、緩むと足を痛める原因となるので、足のところで固く結んで固定します。

バレエではシューズを正しく安全に使い、足を痛めないようにしましょう。
また、親としては、子供のバレエ用の衣装の出費は大きく、人によっては費用が負担になるという方もいます。

子供に空手を習わせるメリットと効果

心身を鍛える

空手は文武両道であり、もちろん習えば体を鍛えることはできますが、精神も鍛えられます。
子供の時から習わせると、礼儀も身につき、大人になったときにも大いに役立つでしょう。

・忍耐力が身につく
・礼儀作法が身につく
・協調性が身につき、競争心も身につく

精神面の効果というと、このようなものがあります。
空手を習うと、礼儀作法が身につくというのは、よく聞く話でしょう。
それは空手のやり方に関係しており、礼に始まり礼に終わるという武道であり、最初に全員で正座して一例します。
また、組み手や試合を行うときも、一礼して始まり一礼して終わります。
道場に入れば作法を習うので、礼儀正しくなります。

精神的にも大きく成長できるのが空手です。
気持ちとして強くなるかは、その子供の個性に関わっており、誰もが全員強い心を得られるかは子供に性格に関わります。
しかし空手を行うと、相手と試合をするので、負けることもあり、負けたときの悔しさを経験します。
これは、子供のみならず大人でも大きな心の成長の糧となるでしょう。

ちなみに空手を習うと、礼から始まり、基本の稽古を行い、組み手を行います。
その他にも、準備運動をして稽古に備え、また稽古が終われば道場の掃除も行います。
このために、他の習い事は大きく違う部分も多いです。
体を動かすので、他のスポーツなどとも同じく、ストレス解消にもなります。

体を鍛える

空手を習わせようと思うならば、やはり体を鍛えることを目的とすることが多いでしょう。
基本は突きと蹴りであり、フットワークも行い、軽やかに動かないといけないので、全身の筋肉を使います。
筋力のみならず、体幹から鍛えられて、柔軟性も身につくでしょう。
体をスムーズに動かさないと、技を繰り出すにも大変なので、自然と体が柔らかくなっていきます。

相手と試合をすると、どのような技を仕掛けてくるのか予想しないとなりません。
そのために、空手では読むという力も身につき、相手の技に対応するために、空間認識能力も身につきます。

怪我に注意する

空手を行うならば、怪我に注意すべきでしょう。
稽古や組み手を行うので、どうしても怪我はつきものです。
怪我としては、首周辺や顎、肩周辺への怪我が多く、年齢が上がるほど怪我もしやすくなります。

もしも怪我を心配するならば、最初はプロテクターを装備して稽古を行うと良いかもしれません。
習う前には、怪我対策や怪我の発生割合はどれぐらいになっているのか、聞いてみると良いでしょう。
道場の指導者によっても、行うことややり方は違い、空手の流派も沢山あります。
指導者の質を見ることも大切であり、習う前には指導者がどのような方か見てみましょう。