楽しみながら学べる知育アプリ

楽しみながら勉強できる「知育アプリ」

近年よく耳にする「知育」ですが、私たちの生活にとっても身近なスマートフォンやタブレットのアプリでも知育できるということをご存知でしたか?
大人にも楽しみながらスキマ時間で脳トレーニングしたり、勉強したりすることができるアプリがありますが、子どもにピッタリの知育アプリも実は多くあります。

外出先で何か集中できるものを与えたい場合や家事で忙しく手が離せないという時に、知育アプリを使って遊ばせるだけで、発育にポジティブな影響があるでしょう。
知育アプリを使うことで、子供達の脳に効果的にアプローチし、表現力・判断力・記憶力・考える力といった今後の人生で必要になる知的能力を伸ばすことができます。

知育は、赤ちゃんのうちから早く始めれば始めるほど良く、効果的だと考えられています。

知育アプリのメリット

家頭を使うメリットのひとつは、天候に関係なく子供達と過ごすことができるという点です。
もちろん、外遊びも子供の成長には欠かせません。
しかし、冬の寒い季節や少し病気気味の時、天候が悪い時でも自宅で楽しめるのが知育アプリのメリットと言えるでしょう。

意識しないうちに、遊んでいるだけで様々な知識を得ることができ、想像力を育めることはもちろんのこと、数字や言語を学んでいくこともできます。
外出先でも家でも同じ知育アプリを使えば、外出先で賑やかになってしまった子供を静かにさせるのにも役立つでしょう。

知育アプリの選び方とおすすめアプリ

知育アプリと一口に言っても、実は有料・無料のもの、年齢対象の異なるものがあるため、どれを選べば良いのか分からないという方もいると思います。
知育アプリを選ぶ時には、対象年齢が子供さんに合っているものを選ぶことが大切です。

さらに、伸ばしたい力のジャンルに合わせて言語・数字・想像力といった異なるアプリを選ぶと良いでしょう。
特に、子供が好きなアニメキャラクターが登場するアプリなどを使うと、より興味を持って夢中になってくれること間違いなしです。
公共の場で使わせたいというシーンも多いはずなので、無音で楽しめるゲームなどがあるかどうかチェックしておくと便利ですよ。

0歳から1歳の赤ちゃん向けの知育アプリでは、絵本の世界を簡単に作り出せる「ゆびつむぎ」というアプリがおすすめです。
子供たちの大好きな遊具や動物などの絵が現れていて、画面をタッチするだけで簡単に遊ぶことができます。
イラストレーターや人気の絵本作家が描き下ろしたイラストで、大人が見ていても十分楽しめるのがポイントです。

言葉も大人顔負けに話し出す4歳から5歳の子供には、「わたしのはらぺこあおむし」という大人気の絵本「はらぺこあおむし」をモチーフにしたアプリがおすすめです。
餌をあげたり寝かせたりしながらはらぺこあおむしをお世話していくゲームなので、自然の大切さや誰かを気遣う気持ちを育むことができます。

プログラミング脳を鍛えるプログラミングトイ

プリモトイズ「キュベット プレイセット」

最近、急激に人気が高まっている子供の習い事がプログラミングです。
プログラミング教育と言うとハードルが高いと思いがちですが、実は子供向けに作られたプログラミングトイは知育にも最適で、楽しみながら子供が学べるようデザインされているため手軽に取り入れることができます。

難しい知識がなくても、子供に何かを教える自信がないと思っている方でも、親子で一緒に楽しむことができるでしょう。

直感的に遊んでいるうちに自然とプログラムを学んでいけるプログラミングトイには色々な種類がありますが、おすすめのプログラミングトイの一つはプリモトイズから販売されている「キュベット プレイセット」です。

温もりのある木製のこのおもちゃは、カンヌライオンズ2016プロダクトデザインの金賞をはじめとした様々な賞を国内外で受賞している注目のプログラミングトイです。
3歳から遊ぶことができます。

温かみあふれる積み木のような形をした小さなロボットと、そのロボットの動きがプログラミングできるブロックとボードがセットになったプログラミングトイです。
ブロックをボードにはめ込むことでプログラムが作られ、Bluetooth接続されたロボットの動きを変えることができます。

プログラミング教育に必要不可欠な基本的な思考を身につけられるおもちゃです。

マテル「フィッシャープライス プログラミングロボ コード・A・ピラー」

子供が好きそうなユニークなイモムシ型の見た目のこのプログラミングトイは、日本おもちゃ大賞2017エデュケーショナルトイ部門、つまり知育に良いおもちゃとして、最優秀賞を受賞しました。

芋虫の体が一つ一つ取り外せるようになっていて、それぞれのパーツを組み合わせることで、前進・後進・右折・左折など、動きが変化します。
どこをつなぐと、動きがどう変わるのかを考えながら遊ぶことができるため、基本的なプログラミングのアイディアを養うことができます。

Sphero「Sphero Mini」

こちらは、将来的に本格的にプログラミングを学ばせたいと思っている場合にもおすすめできる本格的なボール型ロボットです。
専用のアプリから操作を行うことで、ドロー・ブロックの組み合わせ・JavaScriptの3種類を学ぶことができます。

単純な形のプログラミングトイに見えますが、進行する方向だけではなく回転する速度や内蔵LEDの光の強さ、衝突時の動作などを指定することができます。
異なる様々な動きをプログラミングによって作り出すことができるのでとても奥が深く、プログラミング教育初心者にはもちろん、上級者にもぴったりです。

まずはハードルが低い初心者向けのドローを学び、ブロックの組み合わせやJavaScriptなどレベルを少しずつアップさせることができるので、きょうだいで子供の年齢が違うというご家庭にも向いています。

遊びながら発達に良い影響を与える知育アスレチック

子どもの発達に好影響!知育アスレチックとは?

子供の脳や体の発達にポジティブな影響を与えることができると言われているのが、知育玩具。
数ある知育玩具の中でも、近年特に注目されているのが運動能力と脳への影響が強い知育アスレチックです。

知育アスレチックには子どもの発達や年齢興味のあることに合わせて組み替えができるものがあり、一度購入すると長い間楽しむことができるのが魅力です。
組み替えることによって難しさを変えたり、高さを調整することで安全に使っていくこともできるので安心です。

知育アスレチックで期待できる効果

子供の発達に良い影響があると一口に言っても、具体的に知育アスレチックで遊ばせることにはどのような効果があるのでしょうか?

一つ目のメリットは、バランス感覚と運動能力の向上です。
知育アスレチックは、単純なアスレチックと比較すると様々な異なる遊び方ができるのが特徴です。

昇り降りするだけではなく、滑ったりくぐったりと、異なる動きによって身体全体を使うことができます。
筋肉が体全体にバランスよくつくことで運動能力を発達させたり、優れたバランス感覚が養われます。

さらに、体への効果だけではなく脳に良い刺激があります。
身体を思う存分動かすだけではなく、自分の頭を使いながら目標の場所までたどり着く必要があるため、頭の良い体操になります。
脳にポジティブな刺激が与えられることで、子供の潜在能力を十分に引き出すことができるというデータがあるんです。

特に決まったルールはなく、自由自在に思ったように遊べる知育アスレチックでは、自分で工夫して楽しく遊ぶ必要があります。
それで、想像力を成長させるという効果が期待できるんです。

知育アスレチックの組み換えを自由に行っていくことで、遊び方や目標、ミッション性が変わってきます。
トンネルに見立てて潜ってみたり、高い滑り台を作ってみるなど、遊び方を工夫すると、子供の成長に必要な想像力がどんどん養われていきます。

知育アスレチックの遊び方・注意点

知育アスレチックの遊び方に決まったルールはありません。
高いところが大好きな子供なら、ジャングルジムのように組み立て登り降り運動をすると良いでしょう。

身体全体がバランスよく使われるので、筋肉が弱い子供にもぴったりです。
何かに登ったりつかまったりすることが好きなら、鉄棒のようにして遊ぶんだり、バランス感覚を身につけたいならブランコがもってこいです。

知育アスレチックで遊ぶ時には遊んでいる間に倒れて怪我をする危険があるので、自分に広さがある場所、そして平らな場所に設置しましょう。
万が一転落してしまった時の事を考え、念のためにクッション性のあるシートなどを下に敷いておくと、怪我予防はもちろんフローリングに傷がついてしまうことを防止できます。

体を十分に動かす知育アスレチックだからこそ、対象年齢や耐荷重をきちんと守り子供の安全を考えて選びましょう。

「子ども向けパズル」の知育効果とは

頭の良い子どもはパズルが好き

子ども向けパズルには、「簡単なものから難しいものまで用意されている」という特徴があります。

有名な子ども向けパズルでは、「ジグソーパズル」があります。
ジグソーパズルというと、簡単なものが多いイメージもありますが、実際は、大人でも四苦八苦するジグソーパズルが多いのです。

これは子どもも同じなのですが、大人よりも子どものほうが、すぐにジグソーパズルを解けることが多いです。
子どもは色彩判別能力、図形認識能力、知覚統合力、空間認識能力が高く、そのため、ジグソーパズルを頭の中で分解して組み立てる・・・、このようなことも可能とされています。

実際に子ども向けパズルが得意という子供の多くは、クリエイター、アーティスト、機械関係の仕事に興味を持つことが多く、しかも知能指数が高いというデータも多いのです。
論理的思考能力が高いという特徴もありますし、このような力は、子ども向けパズルによって授かったというケースも少なくありません。

空間認識能力が高まる

子ども向けパズルの主な知育効果は、空間認識能力と思って問題ありません。

例えば、子ども向け立体パズルというものが今では人気なのですが、こちらは「空間認識能力のみにこだわって開発されている」という特徴があります。
平面的なパズルと比較して立体パズルは同じ・・・という意見もありますが、実際は似ているようで別物のパズルなのです。

立体パズルの場合は、「タテ、ヨコ、奥行き」を頭の中で想像しながら、パズルの完成を目指さないといけません。
平面的なパズルとの大きな違いは奥行きで、奥行きが想像できないため、立体パズルを完成できない、集中力が乱れるという子どももいるのです。

これは脳の使っていない部分が起因して、脳のストレスが発生することで、パズルを完成させることができない状況に陥ります。
立体パズルは遊び方そのものはシンプルなのですが、難しい造形のものに挑むと、想像以上のストレス、知力を求められるので、子ども向けパズルの中でも人気が高いのです。

そんな子ども向けパズルの中には、動物パズルもあります。
動物パズルはかわいいものに触れることによって、知的好奇心を刺激することが可能になるだけでなく、シルエットパズルのような要素もありますので、記憶力も要求される良い知育アイテムです。

動物パズルはそれほどサイズが大きいわけではありません。
そのため、パズルのすみずみを触って形、もしくは奥行きを把握しないといけないのです。

そして、指定されているポケットに正しいパズルをはめ込むと、パズルを完成させることができます。
動物パズルは、数がかなり多いものもあるため、好きな難易度のものを購入できるところも優れています。

注目の知育玩具「パターンブロック」の魅力

パターンブロックにハマる子どもは多い

ブロックグッズを使って知育を進めるというのは、今も昔も奨励されている遊び方なのですが、今では、ブロックグッズが進化した「パターンブロック」が人気です。

パターンブロックという名称通りで、パターンブロックの特徴は「数種類のブロックを用いてものを作る」ことです。
基本的なパターンブロックの使い方は、「直線、円、ひし形」などを作ることなので、空間認識能力が高い子どもほど、パターンブロックで楽しく遊ぶことができます。

パターンブロックは角度が30度で調整されているため、パターンブロックをくっつけることで様々なパターンを生み出すことができます。
しかもパターンブロックは、カラーバリエーションが豊富なため、彩り鮮やかなものを作ることも可能なのですが、これらは色彩センスを強化する上でも役立ってくれるのです。

パターンブロックはブロックグッズと異なっているところも多く、メーカーの手によって、「問題集が作成されている」という特徴もあります。
パターンブロックが子どもの知育に良いとされているのも、「腕前に応じた遊び方をメーカーが用意している」からです。

4種の能力を引き出せる

パターンブロックには、以下のような4種の知育効果があります。

パターンブロックは「図形感覚、構成力、空間認識能力、巧緻(こうち)性」に良く、このような知育効果は、パターンブロック以外では引き出しづらいと言われることも多いです。
図形感覚、構成力については、パターンブロックでただ遊んでいるだけでも身につきます。

パターンブロックは、台形、三角形の組み合わせで何ができるのか・・・、美しい形のものを作り上げるにはどうすれば良いのか・・・、このようなことを考えて作らないといけません。
何も考えずに作っていると、良くわからない形になるのですが、これによって「構成力が磨かれる」ようになっていき、同時に空間認識能力が高まっていきます。

パターンブロックで巧緻性が上がる理由としては、ブロックグッズのほとんどは、持ちづらい形をしているからです。
ブロックを積み上げる、キレイに並べる際は、指が震えることもあるのですが、これによって巧みに指を使うための集中力が上がっていき、巧緻性も上がっていくようになります。

近年では、巧緻性そのものを重要視する玩具メーカーも増えてきました。
巧緻性が上がっていくと、それに伴って「脳が発達する」 というデータもあるからです。

つまりパターンブロックを使って巧緻性を高めると、子どもの知能が発達するチャンスも獲得できるのです。
パターンブロックは壊れにくいという特徴もありますし、ブロック数を増やすことによって、創造できるデザインが一気に増えるのも人気の理由でしょう。

お家でできる幼少期の知育

黙々と勉強できる

幼少期の知育で重要となるのは、「無理をせずに続けられるかどうか」です。

しかも家の中で黙々と勉強できるようなものが良いので、今ではドリル教材を選択する親が多くなってきました。
ドリル教材というと、難易度の高い学習をしないといけない・・・、このようなイメージもありますが、実際は、かなり難易度を低くしてくれているため、どの年齢であっても勉強しやすいのです。

実際に、ドリル教材が選ばれている理由のアンケートでも、「子どもが続けてくれるから」、「つきっきりで教えないで良いから」といった、様々な理由があります。
ドリル教材の長所ですが、コストパフォーマンスが良いという長所もあります。

子どもの知育というのは、おもちゃを与えるだけでも進むようになるのですが、「飽きてしまったらそれまで・・・」という短所もあるのです。
しかしドリル教材の場合は、自分が好きな教科のみで学習することも可能ですし、各ページに問題のヒントが載っていることも多いため、学習が下手な子どもであっても、少しずつ成長できるようになっています。

その他の選ばれている理由では、「かわいいデザインのものが多いから」という理由もあります。
昔に比べて現代のドリル教材は、かわいいキャラクターが出てくるものが増えてきました。

アニメなどを通じて、かわいいキャラクターに抵抗の無い子どもが増えているため、このような工夫でも評価されているのです。
ドリル教材は商品によって価格差が生じることも少ないので、費用面を考慮しても購入しやすいでしょう。

基本をしっかり学べる

幼少期の知育に良いドリル教材ですが、以下のようなドリル教材の種類、取り組み方、学べることが存在するため、購入前に特徴を知っておくと良いでしょう。

ドリル教材の定番は「おけいこ・めいろ」です。
取り組み方はめいろをクリアするだけで良いのですが、ページをめくるたびにレベルアップしていくので、子どもの知的好奇心を刺激する内容になっています。

親子で一緒に楽しめるものもあるため、人気のドリル教材となっています。
人気の高いドリル教材では、「もじ・ことば」が有名です。

もじ・ことばのドリル教材は、各年齢向けのドリル教材が販売されているほど人気で、取り組み方は「連想ゲーム」とほぼ同じです。
もじ・ことばのドリル教材で遊んでいると、一般的な知識を得ることができるため、子どもの教養に良いとされています。

例えば、「にんじん、うさぎ」のように、うさぎが好きなものを学べるようになっていたり、ひっかけクイズのようなものも混じっているので、どうして間違ったのかを後になって学習できるようになっています。
また、高学年向けのものは漢字も学べるため人気が高いです。

4〜6歳の知育のコツ

様々な力を引き出してあげよう

子どもというのは、大人が思っている以上に成長しますし、将来性のある子どもが多いものです。

そのため、4~6歳にとってちょうど良い知育アイテムというのは、「子どもの成長を前提としている」ものが理想です。
4歳というと子どもっぽい考え方を良くしますし、知育アイテムについても、暇潰しになるものであれば、なんでも良い・・・と考えている親が多いのも事実でしょう。

しかし子どもが4歳以上になると、5歳を想定しておもちゃを与えたほうが良いのです。
近年では、子どもの知育を想定して「レゴブロック」を与える親も多いのですが、これは「何度も壊して組み立てることができる」からです。

子どもの想像力というのは、年齢によってかなりの差が生じるもので、4歳の頃は想像力のみで作る、5歳からはテレビやインターネットを通じて知ったものを、レゴブロックで作成することが増えていきます。
このようにパズルグッズであれば、子どもの好奇心、学習意欲、想像力をすべて引き出せるということです。

6歳になると「コミュニケーションを取る回数が増える」ようになるので、コミュニケーションを取ることができる知育アイテムも、6歳からの知育にちょうど良いと言えるでしょう。
最近では、AIが学習するタイプのコミュニケーションツールもありますので、このような高度なおもちゃを与えてみるというのも、現代であれば良いかもしれません。

4~6歳の子どもには、「表現力、コミュニケーション力、協調性、想像力、創造力」がある、良く伸びることを理解して、知育アイテムを用意するのが最善です。

複数で遊べる知育アイテムが良い

4~6歳の知育アイテムでは、カード、ボードゲームなどがオススメです。

カードは簡単なルールを作成する、理解するだけでプレイできますし、自分流のルールで勝手に遊ぶことはできません。
そのため、社会に出るための教養を学ぶことにもつながりますし、ボードゲームであれば将棋のような、有名なボードゲームがあるため、プレイ人口の多さから言っても、良いコミュニケーションツールになるのです。

カード、ボードゲームの良いところは、1~4人でプレイできるものが多いところでしょう。
ただし、6歳以上の知育アイテムでは、他にも「タングラム、シルエットパズル」などを与えるのも効果的です。

ポイントとしては、「難易度を調整できる知育アイテム」を選ぶようにしましょう。
前述のカード、ボードゲームについても、対戦する相手によってかなり難易度が変化しますので、自分が成長していることを実感できますし、会話などを行うことによって、社交的な人間へと成長していけるのです。

タングラム、シルエットパズルは1人でもプレイ可能なのですが、難易度そのものが定められているので、1人で黙々とプレイすることができる魅力があります。
なにより5~6歳は空間認識能力、論理的思考能力が高まっていくため、これらの力を強化するのにも効果的なのです。

2〜3歳の知育道具とは

1歳の頃とはまったく違う成長を見せる

2~3歳の知育というのは、1歳の頃のような「音を聞く、触る」ではなく、1歳の知育を卒業させることがポイントになります。

例えば、「理解する、並べる」が2~3歳の知育となるのです。
具体例を挙げると、パズルを与えることで知育を進めることが良く、その際は、キャラクターとも触れ合うことが重要になってきます。

1歳の知育というのは、自分では判断できないことをポイントとして、受動的な遊びを覚えさせることが多く、そのため、オルゴールなどを見る、聞くケースが多いのです。
そのような遊びを通じてリラックスしたり、ものの中には面白いもの、不思議と感じるものがあることを、赤ちゃんは学習していきます。

ですが2~3歳の知育になると、どうしてこのような仕組みになっているんだろう、もっと難しいものを触ってみたい・・・という、知的欲求が高まるようになっていくのです。
実際に、1歳用のおもちゃを与えるようにすると、つまらない場合は触らない、もしくは振り回すだけになることが多いです。

これは興味が無いことを意味しているので、2~3歳の知育に適っていないと思ったほうが良いでしょう。
そして、色の概念も取り込むようにします。

例えば、「白木の積み木」、「色付きのパズル」などを与えるようにすると、自分のイメージのみで積み木を重ねるようになるなど、自主性、創造力の強化につながるのです。
親としてもどうしてこのような形になるのか・・・、そんな子どもの一場面を見ることができますし、意外な才能の発見につながることも少なくありません。

実践的なものをあげよう

2~3歳におすすめの知育アイテムですが、ポイントとしては「うるさくないもの」をあげることです。

音が出るものというと、子ども用のピアノもあるのですが、あまりこちらはオススメすることができません。
というのも、子どもは周りに迷惑をかけていても、それが悪いことなのかを判断できないからです。

音が出る知育アイテムの中には、携帯しやすいサイズのものも含まれますし、うるさいので取り上げようとすると、子どもとの間で喧嘩になることも少なくありません。
そのため、2~3歳にとって良い知育アイテムというのは、「お絵かきセット、食べものパズル(カルタ)」などが該当します。

お絵かきセットは創造力の強化につながるため、今では定番の知育アイテムになりました。
子どもの教養に良い知育アイテムを望んでいる場合は、食べものパズルを与えると良いでしょう。

子どもは食欲に対して素直なので、覚えるのが難しいとされる「シュークリーム、ハンバーグ、ステーキ」なども、すぐに覚えたりすることがあるのです。

0〜1歳の知育について

生活環境が大きな影響を与える

産まれた直後から、大人の感じる以上の速さで赤ちゃんは日々成長していきます。
その段階に合わせて、こまめに知育の方向性を調整していくことがこの0~1歳の時期には大切です。

そこで玩具を与えることはとても良いことです。
しかし、生後まもない頃は「ものを触る、動かす」程度の行動で精一杯なので、重たいもの、もしくは、触り心地の良くないものは、0~1歳の知育に良いおもちゃではありません。

しかし、3ヶ月以上の月日が経つと、進んでものの形状を確かめるようになる、噛むことが増える、気に入ったものを良く触るようになるため、変化が乏しいものは、知育に良いとは言えません。
このようなことを知っていると、赤ちゃんにとって良い知育の理解が進むようになります。

ですが、0~1歳の知育には注意点もあります。
子どもというのは、かなり成長するまで安全、危険を区別することができません。

そのため0~1歳の知育を行う際は、「飲み込めてしまうもの、触れると危険なもの」を与えないようにしましょう。
飲み込めてしまうものとはゴムボールのことで、壊れにくいおもちゃなので、与えてしまうケースがあります。

赤ちゃんは無理をしてでもゴムボールを咥えることが多く、その際に詰まってしまうこともあるので与えないほうが良いのです。
触れると危険なものというのは、ハサミなど尖っているものが該当します。

おもちゃとして与えない場合でも、赤ちゃんの手で触れることができる場所に置いておくと、赤ちゃんは興味を持って触ってしまうことがあるのです。
手を傷つけてしまう恐れがあるので、これらのものを赤ちゃんに与えないようにしましょう。

赤ちゃんが面白いと感じるものをチョイスする

オススメの知育アイテムというのは、時期によって異なるポイントがあるので、以下を参考にしてください。

例えば、生まれてまもない頃なのであれば、オルゴール、ベビージムなどを与えるようにしましょう。
優しい音によって気分がリラックスするだけでなく、音を聞く、物体を見ることで知育が進むようになります。

4ヶ月~7ヶ月頃になったら、ガラガラ、絵本、メリーなどを与えるようにしましょう。
起きている時間が長くなる頃なので、ガラガラのみでは時間潰しをすることができません。

この頃になると動くものを見るだけでなく、実際に触ってみたい、動かしたいという衝動に駆られるため、絵本などを与えたほうが良いのです。
8ヶ月~12ヶ月頃からは本格的な知育アイテムが必要となるため、積み木、音楽の鳴るおもちゃを与えるようにしましょう。

ポイントとしては、「五感を刺激する」ことが大事です。
五感を刺激することに成功すると、より興味をもって知育アイテムの使い方、上手な使用方法を学習するようになります。

ベビーシャワーについて

赤ちゃんのためのイベント

ベビーシャワーという名称のため、「シャワーが関係しているイベント」と思われることも多いのですが、実際は、「臨月の妊婦さんとまもなく生まれてくる赤ちゃんを祝う目的のイベント」となっています。

つまりベビーシャワーとは、「シャワーから降り注ぐような愛情」を意味しているので、ベビーシャワーに参加する人たちは、そんな気持ちを大事にしてベビーシャワーに参加したほうが良いのです。
ちなみに、ベビーシャワーを盛んに行っている国はアメリカです。

今まではアメリカで良く行われていたイベントだったのですが、今では、日本でもベビーシャワーが知られるようになってきました。
サプライズイベントのように思ってしまいますが、ベビーシャワーは、サプライズイベントにしないといけないわけではありません。

妊婦さんからの希望に沿って、ベビーシャワーをするケースは多く、妊婦さんに対してプレゼントを贈ることも多いです。

一般的な催し物に近い

ベビーシャワーの時期ですが、目安としては安定期である「妊娠8ヶ月頃」とされています。

こちらの目安に従ってベビーシャワーをしないといけない・・・、このようなマナーは無いので注意してください。
日本版ベビーシャワーの場合、時期を気にしすぎてしまう人もいるので、このようなことも事前に知っておいたほうが良いでしょう。

ベビーシャワーを開催する場所ですが、自宅、レストランのような広い空間のどちらでも問題ありません。
ただし、ベビーシャワーの時期は平日よりも休日とされているので、こちらも考慮した上で、ベビーシャワーを予定するようにしましょう。

ベビーシャワーのプレゼントについてですが、「赤ちゃん、妊婦さんの両方が喜ぶものを選択する」と良いです。
赤ちゃんが特に喜びそうなものを贈ると、結果的に妊婦さんも喜んでくれることが多いので、「おもちゃ、ベビー服、ベビー用の食器」などを選ぶようにしましょう。

補足となりますが、ベビーシャワーをこの時期に先に性別がわかっている状態が多く、プレゼント選びをすることができます。
このような利点もあるので、ベビーシャワーの時期は妊娠8ヶ月頃と言われているのです。

後は、ベビーシャワー用のクイズゲームを用意しておくと良いです。
ユニークなベビーシャワー用ゲームの中には、「哺乳瓶を使って早飲み」のようなものもあります。

ただし、体力を多く用いるようなものは良くありません。
これでは赤ちゃん、妊婦さんの疲労が増してしまいますので、できる限り気楽に参加できるビンゴゲーム、クイズゲームを多く用意したほうが良いでしょう。

ベビーシャワー用クイズゲームの中には、生まれてくる赤ちゃんの名前を当てるゲームもあります。