楽しく音楽が楽しめるキーボードのおもちゃ

キーボードおもちゃの楽しみ方

キーボードおもちゃは、知育おもちゃとして人気があります。
ピアノやオルガン、エレクトーンなどにはまだ早い年齢でも、コンパクトで場所を取らないキーボードおもちゃなら、どの家庭でも購入しやすいのではないでしょうか。

キーボードおもちゃの多くは3歳以上の子供を対象としており、音を楽しめる年齢であることを前提としたスペックとなっています。
実際にキーボードおもちゃを購入するユーザーの中には、子供の年齢が1歳ぐらいという人もいますが、その多くは「鍵盤をたたいて音を出すことがリトミック教育になる」と考えています。
キーボードおもちゃにはいろいろなものがあり、キーをたたいて音を出すシンプルなタイプがある一方で、ボタンなどでプレ録音されたリズムも併せて楽しめるより本格的なタイプなどもあります。

キーボードおもちゃの知育効果

キーボードおもちゃには、高い知育効果が認められています。
小さなころからキーボードおもちゃを通して音に触れることによって、音楽の基礎や音感の概念を身に着けられます。
ピアノを習うと頭がよくなるという専門家はたくさんいますが、これはピアノを弾く際には瞬時に頭で考えながら指を動かすため記憶力を活性化できるという効果があるからです。
ピアノではなくキーボードおもちゃでも、考えて鍵盤をたたいて音を出すというメカニズムは同じですから、記憶力の活性化やトレーニング効果が期待できます。

キーボードおもちゃは、ほかの玩具と比較するとやや大きめのサイズが多いものです。
クリスマスや誕生日などのプレゼントとして、祖父母が孫に対して購入するというケースが多いです。
手頃な価格で購入できるアイテムも多いので、ギフトとして課長するのもおすすめです。

おすすめのおもちゃはこれ!

キーボードおもちゃには、おすすめの商品がたくさんあります。
その中でも特に人気が高いのは、「キッズキーボードDXローヤル知育玩具おもちゃ」です。
鍵盤数は37、8種類の楽器音と8曲のメロディから選ぶことができ、リズムと音感を両方楽しむことができます。
自身のオリジナル曲を録音して再生したり、テンポを変えて楽しむこともできます。
さらにマイクもついているので、キーボードをたたきながら歌うなど、マルチタスクにも対応しています。

キラピカからラインナップされている「一緒にステージミュージックショー」もおすすめです。
これはアンパンマンをモチーフにしたおもちゃで、鍵盤が光るガイド機能がついている点が特徴です。
子供に大人気のアンパンマンの歌を歌いながらメロディを奏でられるほか、アンパンマンのマーチなどのデモ曲が7曲収録さえています。

知育効果抜群の木琴のおもちゃ

木琴おもちゃはいつから遊べる?

知育おもちゃとして人気の木琴は、音楽の楽器として使われているものよりもコンパクトなサイズで使いやすく、おもちゃとして使われることを前提にした構造となっています。
それでも木琴なので、鍵盤をたたくと音階に合わせた音を奏でることができ、聴覚を刺激することができます。

木琴は、バチを手に持って鍵盤をたたくと音が出ます。
指先の動きによって脳を刺激することができますし、どこをたたけばどんな音が出るかという点についても遊びを通して学べます。

このおもちゃで遊ぶためには、バチを持つというスキルと、鍵盤をたたくというスキルが必要となります。
このどちらもできるようになるのが、月齢でいうと12か月ぐらいです。
そのため、木琴は1歳以上の子供におすすめの知育おもちゃとして人気があります。

もしも1歳よりも前の時期から木琴で知育遊びをするなら、赤ちゃん自身が鍵盤をたたくことは難しいので、ママが音を出して赤ちゃんと一緒に遊ぶというスタンスが良いでしょう。
どの音が好きとか、どんなリズムが好きとか、ちょっとしたリトミックな遊びができそうです。

木琴おもちゃの選び方

木琴はたくさんのメーカーからラインナップされていますが、何を目的として作られているかによって木琴の特徴は異なります。
そのため、おもちゃを選ぶ際には何を基準に選ぶかという点を明確にするのが良いでしょう。

1つ目の選び方は、デザインで選ぶという方法です。
ドレミファソラシドの音に合わせて異なる色が塗られていると、木琴で遊びながらオクターブの概念を学べます。
色を塗り分けているだけでなく、鍵盤にキャラクターが描かれているものなどもあり、楽しいデザインの玩具がたくさんラインナップされています。
見た目が華やかな木琴なら、ギフトとして贈っても喜んでもらえそうです。

2つ目の選び方は、音の正確さで選ぶという方法です。
聴覚を刺激することに重点を置きたい人や音楽の入り口として木琴で遊んでもらいたいという人にとっては、ただの玩具として木琴を選ぶのではなく、音を正確に耳に伝えるための楽器という位置づけで選ぶと良いでしょう。

3つ目の選び方は、年齢に合わせて選ぶという方法です。
同じ木琴というカテゴリーの玩具でも、1歳や2歳の子供向けの玩具と4歳や5歳向けの玩具とでは目指すところが異なりますし、楽しみ方も変わるでしょう。
年齢が上がると木琴の音域が増えたりして、楽しめる範囲も広がります。

一方、小さな年齢向けの木琴は、強くたたいても壊れにくい耐久性があったり、鍵盤の数を減らして場所を取らずに遊べるような工夫がされています。
子供の年齢や使用目的などによって、ぴったりの木琴は異なります。

幼児教室でも使われている百玉そろばん

百玉そろばんって何?

そろばんというと、1の玉と5の玉が上下に並んでいるスタイルをイメージする人は多いでしょう。
百玉そろばんは一般的なそろばんとは異なり、1の玉が100個並んでいるデザインのそろばんです。
横の列には1の玉が10個左右に並べられており、全部で10を作ります。
それが縦に10列並んでいて、全部合わせると1の玉が100あるから百玉そろばんと呼ぶわけです。

百玉そろばんは、子供が数字の概念を学習する際にとても役立つツールです。
しかし赤ちゃんの頃におもちゃとして使う場合には、玉を動かしながら音を楽しんだり、玉の動きや位置の変化を楽しむことから始められます。
そして成長に合わせて球を2個ずつ動かしたり、1の桁と10の桁など、桁の概念を学習するのも良いでしょう。
数字の勉強をしているという感覚を持つことなく、数の基本的な概念を学べることが百玉そろばんの魅力です。

百玉そろばんの使い方

百玉そろばんは、子供の年齢に合わせて様々な使い方ができます。
まず0歳児の場合には、指で球を動かして遊ぶおもちゃとして使うのがおすすめです。
百玉そろばんそのものを動かすとシャカシャカという音がして球が動き、それを見るだけでも楽しめます。
また指先を使って球を動かすことで、脳を刺激する効果も期待できます。

1歳になったら、球を左右に分けて多いとか少ないといった数字の基本的な概念を学習できます。
もしも可能なら、球の数を数えながら動かすといった高度な遊び方にも挑戦すると良いでしょう。

2歳になったら、1つずつ球を数えながら動かすだけでなく、2個ずつとか3つずつ、また5つずつをまとめて動かしながら数を覚えるという遊びが良いでしょう。
これは小学校で学ぶ九九に通じるため、遊びで覚えておくと就学してから習う九九に対してもハードルが低くなります。

3歳になったら、自身で玉を動かしながら足し算をしたり引き算をするなど、計算という概念をもって遊べるようになるでしょう。
いくつ飛ばして球を数えることは、そのまま九九の概念にもつながりますから、四則演算の基本を遊びを通して一通り学べます。

百玉そろばんの効果

百玉そろばんには、たくさんの効果があります。
赤ちゃんの頃には視覚や聴覚を刺激する玩具として活躍してくれますし、遊びの中で数字や計算の概念を組み込みながら楽しむこともできます。
小さなころから数に親しんでおくと、就学してから学ぶ算数に対しても、高いハードルを感じることなくスムーズに学校での学習に移行できるという効果も期待できます。

百玉そろばんは、小学校に入ってからも使うことができます。
四則演算の補助的な役割をしてくれるツールとして使うと、足し算や引き算の理解度が高まるでしょう。

夢中になって遊んでくれる磁石のおもちゃ

磁石のおもちゃで遊ぶメリット

赤ちゃんや幼児向けのおもちゃには、いろいろなものがあります。
その中でも知育的な要素が大きなおもちゃの一つに、磁石を使ったおもちゃがあります。
磁石はN極とS極があって、くっついたり反発したりする特徴を持ち、日常生活の中でもあらゆるところで実際に使われています。
この磁石を子供のおもちゃとして使うことによって、子供にはたくさんのメリットが期待できます。

1つ目のメリットは、磁石は耐久性に優れているので、すぐに壊れてしまうリスクが少ないという点です。
使い方が少々乱暴でも磁石の威力が弱くなってしまうことはありませんから、何年もヘビーユースしてもまだまだ磁石の力は健在でしょう。

2つ目のメリットは、扱いやすいという点です。
例えば子供のおもちゃの中でも人気があるブロックは、建設的な考え方や空間に対する概念が育つ知育的な要素が多いおもちゃです。
しかしブロックで遊ぶ際には、手先の動きやある程度の握力が必要となるため赤ちゃんにとっては難しいのです。
しかし磁石がついているおもちゃなら、握力がなくても簡単に遊べるため、赤ちゃんでもブロック遊びの概念を楽しめるでしょう。

おすすめのおもちゃはある?

磁石を使った知育おもちゃには、いろいろなものがあります。
その中でも特に人気が高いのは、「ピタゴラス」シリーズではないでしょうか。
その中でも1歳半から遊べるピタゴラスキューブは、磁石がついたブロックを自由自在にくっつけて遊べるおもちゃです。
ひらめきや想像力を高めてくれますし、建設的な考え方を身に着けることもできます。

木のおもちゃと磁石をコラボさせた知育おもちゃと言えば、「べリデザイン・クーゲルターン」です。
舐めても安全な木で作られているおもちゃで、表面はカラフルな色に塗られています。
ボールの形をした木をくねくね動かしながら創造性を高めることができるのが特徴で、見た目がカラフルな点も人気があります。
6か月ごろから遊べるおもちゃですが、飲み込んだりするリスクは少なく、安全性を重視したおもちゃとしても知られています。

べリデザイン・クーゲルターンはドイツ製のおもちゃですが、同じくドイツ製のおもちゃには「マグネットレリーフ」があります。
これは1歳ごろから遊べるおもちゃで、パズル感覚でマグネットを並べながら、形や色を楽しめます。
並べ方はいろいろあり、お手本を見ながらまねしても良いですし、子供の想像力に任せて好きなデザインを作ってももちろんOKです。

小さな子供に大人気の乗り物系おもちゃにも、磁石を使ったものがあります。
1歳から遊べるHABAの「よちよちトレイン」は電車の車両の前後に磁石がついており、車両をつなげて遊べるおもちゃです。
一つ一つの車両が美しいデザインや色遣いとなっていて、単車両でも十分に楽しく遊べます。

知育菓子って何?

知育菓子って何?

知育菓子とは、おもちゃとお菓子がコラボしたもので、ケーキやお寿司など、子供が普段から目にしているものとそっくりな見た目のお菓子を作ることができ、作った後には食べられるという特徴があります。
お菓子の形や香り、色を楽しみながら、おもちゃを作り上げていくプロセスを存分に楽しめますし、完成したものを食べられるという達成感や充実感もあります。

子供向けに作られており、お菓子作りとは大きく異なります。
知育菓子は最終的に食べることを前提としており、合成着色料や保存料などは使用していないものがたくさんあります。
安心して遊べる点でも、知育菓子は人気があります。

知育菓子の選び方

知育菓子にはさまざまな種類があり、遊び方も多種多様です。
お菓子を選ぶ際には、いくつかのポイントを抑えると良いでしょう。

1つ目のポイントは、作り方の難易度で選ぶという点です。
水と原料を混ぜるだけのものがある一方で、電子レンジを使うものなどもあり、子供の年齢や使用器具によって選ぶことができます。
ただし火は使いませんし、冷蔵庫や冷凍庫で長時間冷やさなければいけないものもありませんから、その点は安心です。

知育菓子の難易度は、お菓子のパッケージに表記されていることが多いです。
年齢で選んでも良いですし、どんな道具が必要かによって選んでも良いでしょう。

2つ目のポイントは、使う道具で選ぶという方法です。
知育菓子の中には、原料をハサミでカットしなければいけないものがあります。
中には大人でも切りづらいものがあるため、子供の年齢によっては難しすぎるかもしれません。
一度作ってみると難易度や子供の適正などが分かりますが、パッケージに表記されている「用意するもの」を参考にするのもおすすめです。

3つ目のポイントは、食べた時の味で決めるという方法があります。
知育菓子の味を大きく分けると、お菓子を意識した甘い味付けになっているものがある一方で、本物に味を寄せているものもあります。
本物の味をお菓子で再現したい人なら、甘さは控えめでも味が本物に寄せているものがおすすめです。

おすすめの知育菓子は?

水と材料を混ぜるだけで簡単に遊べる知育菓子なら、クラシエフーズの「ねるねるねるね」がおすすめです。
重曹のアルカリ性とレモンの酸性を混ぜることで起こる反応を観察できるため、理科の実験的な楽しさがあります。

電子レンジを使うタイプなら、本物のお菓子に近い味や触感を楽しめる魅力があります。
このタイプのおすすめ知育菓子は、クラシエフーズの「くるくるたこやき」が人気です。

クッキングの要素を取り入れた知育菓子もあります。
例えば、明治からラインナップされている「手作りアポロ」などは、チョコレートを湯銭で溶かして使います。
親と一緒に取り組まなければいけない知育菓子ですが、お菓子作りへの入り口として活用することも可能です。

赤ちゃんのお座りの時期は

お座りができる時期は何か月ごろ?

赤ちゃんの成長は、その子によって異なります。
そのため、ほかの子がこのぐらいの月齢でお座りができたけれど自分の子供はまだできないからと言って、焦る必要は全くありません。

一般的にお座りができる時期は、生後6か月から7か月ごろが多いです。
首が座る成語3か月ごろからお座りをしようとトライする子もいますが、マイペースな子もたくさんいます。
赤ちゃんは首が座ると、寝返りをうつなど様々な体勢をとれるようになります。
それと同時に腕や背中の筋肉が発達することで、お座りという姿勢も自然にとれるようになります。

赤ちゃんは生後5か月から6か月ごろに、大体首が座って寝返りできるようになる子が増えます。
この時期ですでにお座りができる子もいますが、平均よりもかなり早いと言えます。
筋肉が発達することでお座りができる子もいれば、うつ伏せの状態が嫌でお座りの姿勢をとりたがる子もいます。
この時期は、赤ちゃんがお座りをしそうな気配が全くなくても心配する必要はありません。

赤ちゃんが生後6か月から7か月ぐらいになると、多くの子は首が座って寝返りをマスターしますし、お座りできる子も増えるでしょう。
しかし、まだお座りした状態で姿勢が安定しないため、両手でバランスを取ろうとしたり手を前について体を安定する子は多いです。
安定したお座りができるようになるのは、多くの場合で生後7か月から8か月あたりです。
お座りした状態でしばらく座っていられたり、座った状態でおもちゃを手に取って遊べる子も出てきます。

お座りの練習の方法

お座りは、赤ちゃんの成長に伴って自然とできるようになります。
そのためほかの子と比べて一喜一憂するのではなく、その子の成長を喜ぶというスタンスで、焦らず慌てずの気持ちでいたいものです。

お座りは、特に練習したからと言って早くマスターできるわけではありません。
しかし、お座りすることで視界が変わり、楽しくわくわくする世界が広がっていることが分かれば赤ちゃんは興味をもってお座りしたいという気持ちになるかもしれません。
その時には、座った状態で後ろに転倒しないようにサポートのクッションを置くなど、工夫することも可能です。

お座りの練習方法は、赤ちゃんを座らせた状態で体を前傾に維持するという姿勢を教えることが効果的です。
赤ちゃんの前におもちゃを置くことで、赤ちゃんが体を前傾にしておもちゃに手を伸ばします。
それが、お座りの練習となります。

お座りの練習というよりは、お座りをする際に必要な背中や腕の筋肉を鍛える方法だと考えたほうが分かりやすいかもしれません。
ただし、お座りの練習を無理にやらせるとお座りが嫌いな子になってしまうリスクがありますから、注意しましょう。

赤ちゃんはどうして夜泣きするの

赤ちゃんが夜泣きをする理由

赤ちゃんの夜泣きとは、生後3か月から4か月あたりに始まるもので、明確な原因が分からないまま夜になると泣くという症状です。
生まれたばかりの新生児も夜に泣きますが、新生児の場合には昼夜の区別がなくお腹がすいたりオムツが濡れたりすることで泣くため、夜泣きとは区別して考えることが多いです。

赤ちゃんの夜泣きは、はっきりとした原因が分からないというケースがとても多いものです。
そのため、親にとっても何をすればよいか分からなかったり、何をしても泣き止んでくれないために親の方が悩んでしまうことも珍しくありません。

泣き止ませる方法はある?

赤ちゃんの夜泣きを泣き止ませるためには、いろいろな方法を試行錯誤しながらその子の気持ちを落ち着かせる方法を見つけることが大切です。
その子によって方法は異なりますが、ほかのママさんたちが上手くいった方法を真似しながら、自身にぴったりの方法を見つけたいものです。

まずトライしてみたい1つ目の方法は、おむつを替えてミルクを挙げるというものです。
濡れたオムツよりも新しいオムツのほうが、赤ちゃんにとっては快適です。
それに、ミルクを飲むことによって安心感を得られれば、赤ちゃんは落ち着いて泣き止むかもしれません。

2つ目の方法は、親がそろそろ自分も眠りたいなという時間になったら、ミルクをたっぷり飲ませて赤ちゃんのお腹を満たしてあげるというものです。
母乳で育てている赤ちゃんの場合には、ミルクが足りなくて夜中に泣いてしまうことが少なくありません。
そのため、寝る前にたっぷり飲ませることによってお腹がすくまでの時間を長く引き伸ばせるでしょう。

3つ目の方法は、抱っこするという方法です。
明確な原因が分からなくても、赤ちゃんの気持ちが不安定になっている場合には、抱っこすることで落ち着かせることができるかもしれません。
ママさんの中には、夜泣き対策として赤ちゃんを抱っこした状態で母子ともに寝る技を身に着けたという人もいます。

抱っこしたまま寝なくても、添い寝するだけでも赤ちゃんが安心して泣き止むことは少なくありません。
もしも別室で寝ている赤ちゃんの夜泣きが大変で眠れないというママさんは、赤ちゃんの隣で添い寝してみることをおすすめします。
夜泣きはずっと続くものではないので、添い寝が癖になって一人で寝てくれなくなってしまう心配はそれほどする必要はありません。

4つ目の方法は、寝室の環境を快適にするというものです。
室温や湿度をチェックするほか、寝具が暑すぎたり寒すぎないかという点もチェックすることをおすすめします。
赤ちゃんが眠る環境から不快な要素を取り除くことで、赤ちゃんが泣かずに済む環境へと近づけることも可能です。

おしゃぶりはいつ卒業すればいいの

おしゃぶりを卒業する時期はいつ頃?

赤ちゃんが泣いている時や、なかなか寝ない時には、おしゃぶりが大活躍してくれます。
しかし、遅かれ早かれ卒業しなければいけません。
赤ちゃんの歯が生えてくる時期になると、おしゃぶりを使うことによって歯並びやかみ合わせが悪くなるケースもありますし、下の使い方とか唇の閉じ方という点においてもトラブルが起こりやすくなってしまうのです。

そうした口腔内の健康面から考えると、おしゃぶりを卒業するのは2歳前後を目安にするのが良しという専門家が多いです。
多くの親も、そうした点からこの時期になると早く卒業させなければいけないと考える人が増えます。

しかし、それまで赤ちゃんに安心感を与えてくれていたおしゃぶりをある日突然卒業しましょうと取り上げても、赤ちゃんにとっては理解できません。
不安な心が大きくなってしまうかもしれません。
具体的に、どんなふうに卒業させるのが良いのでしょうか?

おしゃぶりの卒業方法

おしゃぶりを卒業させるためには、おしゃぶりを欲しがる赤ちゃんに対してNOと言って与えないスタンスではなく、赤ちゃんが自ら「欲しくない」と思えるような環境を作るのがおすすめです。
例えばおしゃぶりによる満足感や快感を軽減する目的で、おしゃぶりのゴムの部分に切り込みを入れて噛みづらくしたり、ワサビなど子供にとって不快なニオイをおしゃぶりに少しだけつけるなど、おしゃぶりに細工をするという方法は多くの親が実際にトライしている方法です。
何を塗るかは工夫次第ですが、赤ちゃんが嫌いな味や臭いを選ぶのがおすすめです。

これまでおしゃぶりにベッタリだった子にとっては、ある日突然おしゃぶりを使わなくなるというのは抵抗があるかもしれません。
そんな子には、使う時間を減らしながら、少しずつおしゃぶりの頻度を減らすという方法もおすすめです。
例えば、外出する時にはもっていかず、寝る時にだけ使うという方法はいかがでしょうか。

どのタイミングにおしゃぶりを使わせるかという点は、ライフスタイルによって家庭ごとに異なるでしょう。
そのため、外出先で泣いたら使わせるのか、それとも寝る時にだけ使うのかなど、家庭ごとに一貫性を持たせることで赤ちゃんも新しいルールに慣れてくれます。

おしゃぶりの卒業過程においては、使いたいときに使えなくなることで赤ちゃんの情緒が不安定な状態となり、普段よりも泣くとか夜中に起きて泣くなど、親にとっては大変な側面があるかもしれません。
しかし、それはおしゃぶりを卒業する過程で多くの赤ちゃんが経験することです。
多くの場合、1週間ぐらいで赤ちゃんは新しい生活スタイルに慣れてくれることが多いので、イライラせずに温かく見守りたいものです。

成長の証「後追い」

後追いとはどんな行動?

赤ちゃんは、生後9か月ぐらいになってハイハイしたり歩けるようになると、親がどこに行ってもついてくる「後追い」という行動をすることが増えます。
これは赤ちゃんの成長過程において異常なことでも不思議なことでもなく、どんな子でも多かれ少なかれ後追いをすることが多いです。
目に入れてもいたくないほど可愛いわが子でも、トイレの中までついてこようとするのでは、親は疲れてしまうかもしれません。
たまには一人でホッとできる瞬間が欲しいと思う人もいるでしょう。

後追いの行動は、お母さんの後をどこでもついてくるだけでなく、お母さんの姿が見えなくなると不安で泣いたり情緒が安定しない様子となってしまいます。
その子によって後追いの度合いは大きく異なり、ひどくなると親がストレスを抱えてしまうケースもあります。

後追いが始まる時期はいつぐらい?

後追いが始まる時期は、赤ちゃんが一人で移動できる月齢ぐらいからスタートすることが多いです。
ハイハイをする月齢や歩けるようになる月齢はその子によって異なりますが、他人の顔を認識できて人見知りが始まる時期になると後追いも始まる傾向があります。

後追いは、パパとママ以外の人に対して人見知りをするケースもあれば、たまに見る友人などは大丈夫などその子によって異なります。
中には、ママに対してだけ後追いをして、パパに対しても人見知りしてしまう子もいます。

実際に後追いが始めるのは、赤ちゃんがハイハイなど自身で移動できるようになってからです。
しかしそれよりも前に、人見知りの症状が出ることは多いです。
例えば、パパとママ以外の人に抱っこされると大泣きするとか、赤ちゃんから見えない場所に親が言ってしまうと大泣きするなど、親がそばにいない事や、他人がそばにいることに対して不安を感じる症状は生後4か月ぐらいから始まります。

後追いは赤ちゃんが健康に成長しているしるし

赤ちゃんの後追いは、度合いがひどくなると親にとって大きなストレスになってしまうことが少なくありません。
キッチンで食事の準備をする際にもおんぶをしていなければ大泣きする子がいたり、ママ以外の誰にも抱っこさせない赤ちゃんもいます。

しかしそうした行動もまた、赤ちゃんの成長過程においては必要なプロセスです。
子供の成長とともに後追いも自然と消滅することが多いですし、一生続くわけではありません。
そのため、あまり心配せずに穏やかに対応したいものです。

赤ちゃんが後追いをする時期には、親の行動が家の中でも外でも制限されてしまうことが多いものです。
そんな時には、無理にアレもコレも片づけようと頑張らずにできる範囲でできることをするというスタンスでも良いかもしれません。

うつぶせ寝を防ぐ寝返り防止クッション

寝返り防止クッションって何?

寝返り防止クッションとは、赤ちゃんが寝ている時に使用するベビーグッズです。
赤ちゃんは、早ければ2か月ごろ、多くの場合には生後6か月ごろで寝返りを覚えます。
赤ちゃんの初期の成長のサインとして寝返りがあり、多くのパパとママは赤ちゃんの寝返りを楽しみにしているものです。

赤ちゃんが寝がえりをすると、うつぶせ寝の状態となってしまいます。
寝返りができる赤ちゃんでも、月齢によっては自身で元のあおむけの状態に戻ることはできません。
うつ伏せになった赤ちゃんが顔を横に向けることができないと、窒息してしまうリスクがあり、とても危険です。
そうした事故を防ぐために活躍してくれるのが、寝返り防止クッションなのです。

寝返り防止クッションは、赤ちゃんが絶対に寝返りできないように体を固定するというものではありません。
赤ちゃんを挟み込むクッションは、両サイドが高めになっていて赤ちゃんが寝がえりを打ちづらくしてくれます。
首がまだ座っていない赤ちゃんや、寝返りをうっても元に戻れない赤ちゃん、そしてお座りができる月齢など、赤ちゃんは毎日少しずつ成長しながらできることが増えていきます。
赤ちゃんの成長過程に合わせて使えるアイテムとして、寝返り防止クッションはぜひおすすめです。

寝返り防止クッションのメリット

寝返り防止クッションは、寝返りをしづらくするメリットがあります。
常に赤ちゃんのそばにいて注意を払っている人でも、少しの間トイレに行ったり食事の準備をする際には、赤ちゃんから目を離してしまうことがあるかもしれません。
寝返りを軽減してくれる寝返り防止クッションを使えば、安心感がアップするのではないでしょうか。

寝返り防止クッションはまた、おむつ交換の時に使えるというメリットもあります。
両サイドが高くなっているクッションなので、赤ちゃんを両側からすっぽりとやさしく固定し、おむつ交換している時の赤ちゃんの寝返りや動きをコントロールしやすくなります。

パパとママも寝ている夜間にも、寝返り防止クッションは活躍してくれるメリットがあります。
親が寝ている間に赤ちゃんが寝がえりをするのではないかと心配だと、親は疲れていても熟睡できないかもしれません。
寝返り防止クッションがあれば、多少の安心感を得られるでしょう。

寝返り防止クッションの注意点

寝返り防止クッションを使う際には、寝返り防止クッションが確実に赤ちゃんの寝返りを防止できるものではないことを理解する必要があります。
使っている間に赤ちゃんの位置がずれてしまうと、クッションの中で赤ちゃんが寝がえりをうつ可能性は十分にあります。
寝返り防止クッションがあるから絶対に大丈夫、というわけではありません。

また、サイズが合わなくなると赤ちゃんにとっては寝返り防止クッションが窮屈な存在となることもあるでしょう。
赤ちゃんは成長に合わせて体を動かすことがとても大切です。
必要な時にだけ寝返り防止クッションを使い、そのほかはできるだけ赤ちゃんが自由に動ける時間と空間を確保したいものです。