木琴おもちゃはいつから遊べる?
知育おもちゃとして人気の木琴は、音楽の楽器として使われているものよりもコンパクトなサイズで使いやすく、おもちゃとして使われることを前提にした構造となっています。
それでも木琴なので、鍵盤をたたくと音階に合わせた音を奏でることができ、聴覚を刺激することができます。
木琴は、バチを手に持って鍵盤をたたくと音が出ます。
指先の動きによって脳を刺激することができますし、どこをたたけばどんな音が出るかという点についても遊びを通して学べます。
このおもちゃで遊ぶためには、バチを持つというスキルと、鍵盤をたたくというスキルが必要となります。
このどちらもできるようになるのが、月齢でいうと12か月ぐらいです。
そのため、木琴は1歳以上の子供におすすめの知育おもちゃとして人気があります。
もしも1歳よりも前の時期から木琴で知育遊びをするなら、赤ちゃん自身が鍵盤をたたくことは難しいので、ママが音を出して赤ちゃんと一緒に遊ぶというスタンスが良いでしょう。
どの音が好きとか、どんなリズムが好きとか、ちょっとしたリトミックな遊びができそうです。
木琴おもちゃの選び方
木琴はたくさんのメーカーからラインナップされていますが、何を目的として作られているかによって木琴の特徴は異なります。
そのため、おもちゃを選ぶ際には何を基準に選ぶかという点を明確にするのが良いでしょう。
1つ目の選び方は、デザインで選ぶという方法です。
ドレミファソラシドの音に合わせて異なる色が塗られていると、木琴で遊びながらオクターブの概念を学べます。
色を塗り分けているだけでなく、鍵盤にキャラクターが描かれているものなどもあり、楽しいデザインの玩具がたくさんラインナップされています。
見た目が華やかな木琴なら、ギフトとして贈っても喜んでもらえそうです。
2つ目の選び方は、音の正確さで選ぶという方法です。
聴覚を刺激することに重点を置きたい人や音楽の入り口として木琴で遊んでもらいたいという人にとっては、ただの玩具として木琴を選ぶのではなく、音を正確に耳に伝えるための楽器という位置づけで選ぶと良いでしょう。
3つ目の選び方は、年齢に合わせて選ぶという方法です。
同じ木琴というカテゴリーの玩具でも、1歳や2歳の子供向けの玩具と4歳や5歳向けの玩具とでは目指すところが異なりますし、楽しみ方も変わるでしょう。
年齢が上がると木琴の音域が増えたりして、楽しめる範囲も広がります。
一方、小さな年齢向けの木琴は、強くたたいても壊れにくい耐久性があったり、鍵盤の数を減らして場所を取らずに遊べるような工夫がされています。
子供の年齢や使用目的などによって、ぴったりの木琴は異なります。