様々な力を引き出してあげよう
子どもというのは、大人が思っている以上に成長しますし、将来性のある子どもが多いものです。
そのため、4~6歳にとってちょうど良い知育アイテムというのは、「子どもの成長を前提としている」ものが理想です。
4歳というと子どもっぽい考え方を良くしますし、知育アイテムについても、暇潰しになるものであれば、なんでも良い・・・と考えている親が多いのも事実でしょう。
しかし子どもが4歳以上になると、5歳を想定しておもちゃを与えたほうが良いのです。
近年では、子どもの知育を想定して「レゴブロック」を与える親も多いのですが、これは「何度も壊して組み立てることができる」からです。
子どもの想像力というのは、年齢によってかなりの差が生じるもので、4歳の頃は想像力のみで作る、5歳からはテレビやインターネットを通じて知ったものを、レゴブロックで作成することが増えていきます。
このようにパズルグッズであれば、子どもの好奇心、学習意欲、想像力をすべて引き出せるということです。
6歳になると「コミュニケーションを取る回数が増える」ようになるので、コミュニケーションを取ることができる知育アイテムも、6歳からの知育にちょうど良いと言えるでしょう。
最近では、AIが学習するタイプのコミュニケーションツールもありますので、このような高度なおもちゃを与えてみるというのも、現代であれば良いかもしれません。
4~6歳の子どもには、「表現力、コミュニケーション力、協調性、想像力、創造力」がある、良く伸びることを理解して、知育アイテムを用意するのが最善です。
複数で遊べる知育アイテムが良い
4~6歳の知育アイテムでは、カード、ボードゲームなどがオススメです。
カードは簡単なルールを作成する、理解するだけでプレイできますし、自分流のルールで勝手に遊ぶことはできません。
そのため、社会に出るための教養を学ぶことにもつながりますし、ボードゲームであれば将棋のような、有名なボードゲームがあるため、プレイ人口の多さから言っても、良いコミュニケーションツールになるのです。
カード、ボードゲームの良いところは、1~4人でプレイできるものが多いところでしょう。
ただし、6歳以上の知育アイテムでは、他にも「タングラム、シルエットパズル」などを与えるのも効果的です。
ポイントとしては、「難易度を調整できる知育アイテム」を選ぶようにしましょう。
前述のカード、ボードゲームについても、対戦する相手によってかなり難易度が変化しますので、自分が成長していることを実感できますし、会話などを行うことによって、社交的な人間へと成長していけるのです。
タングラム、シルエットパズルは1人でもプレイ可能なのですが、難易度そのものが定められているので、1人で黙々とプレイすることができる魅力があります。
なにより5~6歳は空間認識能力、論理的思考能力が高まっていくため、これらの力を強化するのにも効果的なのです。