子供に野球を習わせるメリットと効果

役割を認識する

野球はチームプレイであり、野球を習うにしても、チームと一緒に行っていきます。
ピアノや英語などと違い、野球は習うというよりは、練習を積み重ねると言っても良いかもしれません。
サッカーよりも個人プレイも面が強く、多少野球のスキルが劣っていても、他もチームの人が補うことも出来るので、サッカーなどよりも個々の能力に左右される面が強いです。

試合をするとなると、チームでそれぞれピッチャーやレフトなどと、役割分担を決めて、守備をおこなっていきます。
そのために、自分の役割を強く認識するようになります。
チームには同じような年齢の子供も多くいるので、友達も出来やすいでしょう。
指導者の元で、個々に指導することも多く、しつけも行き届きやすく、社会性も身につきやすいです。

精神的にも強くなりやすいです。
試合を行うと、相手チームに負けることもあるでしょう。
やはり負ければくやしいのは当然のことであり、それをバネにして、強い心を育てていけます。
逆に勝ったときは、チームと大いに喜びを分かち合えます。

野球をするとなると、体力や腕力が必要となるので、筋力を鍛えるのにも役立ち、長い時間試合をするので、持久力も身につきます。
バッティングやバントの練習から、グラウンドを走って脚力を鍛えることまで、野球では色々な事を行い、総合的に体を鍛えていきます。
小さい頃から野球を始めれば、体の成長にプラスになるでしょう。

将来性がある

野球はスポーツの中でも、日本では人気があり、多くの人が熱狂します。
サッカーなどと違い、すでにプロとして活躍できる下地もあり、将来性のあるスポーツと言えるでしょう。
頑張れば高校野球で甲子園に行き、卒業後はプロ球団入りするということも可能かもしれません。

ただし、下地が出来ているといっても、狭き門であることは変わりありません。
たとえば高校野球でも、出場校は2000校近くにもなり、頂点に立てるのは、その中の1校のみです。
また、どうしてもスポーツは生まれもったセンスと、身体能力が物を言い、頑張ってもプロになれない人も多数います。

練習には時間がかかる

野球の練習は空手やピアノと違い、1日1時間や2時間では行えません。
個人で練習するとなると、数時間で行うことはできますが、チーム練習や試合となると1日がかりです。
時間がかかるので、休みの日でも、1日つぶれることも多いです。
休日の試合となると、親も応援に行かないとならないでしょう。
遠征試合となると、場合によっては親も一緒に同行するかもしれません。

野球は故障の多いスポーツとも言われます。
これは子供でも同じであり、腕や足を痛める、骨折するなどあり、怪我が多くなります。
この辺りは日ごろから気にかけたほうが良いでしょう。