子供に水泳を習わせるメリットと効果

体をバランス良く鍛えられる

子供にスポーツを習わせようと思うならば、水泳はとても適しています。
水泳は、水の中に入り体を動かすスポーツであり、体全体を使うので、全体の筋肉を効率よく鍛えられます。
また浮力がある中で体を動かすので、関節や骨に負担をかけずに、体を鍛えていけます。

全身の筋肉を効率よく鍛え、水の中で体を動かすことは、思った以上に大変なものです。
筋力や体力、持久力の中でも、特に水泳は持久力を鍛えるのに適しています。
心肺機能が向上するので、持久力も高まり、他の運動にも良い影響を与えます。

水泳を行うことは、全身の筋肉をコントロールしながら泳ぐので、全身の筋肉の緊張状態を細かく制御し、これによって脳みそも刺激します。
体に良いばかりでなく、脳みそにも良いのです。

水の中で泳ぐこと

水泳を習うと、やはり水の中で泳ぐことが身につきます。
初めて水泳を行う子供ならば、まずは水の中に入り、水を恐れないようにすることから始めます。
水を恐れなくなれば、次はいよいよ泳ぐことを身につけていきます。
そして、家のお風呂や、学校の授業のプールも平気になります。

泳げるようになると、達成感を感じる子供も多く、精神的にも強くなれます。
本来水は人間にとって、命の危機に追い込む対象であり、本能的に苦手だと感じてしまいます。
しかし、この苦手を克服すれば、他の苦手なことも克服しようとするようになり、立ち向かう精神も養われるのです。
泳ぐだけの水泳ですが、実は多くのことを身につけられるスポーツでもあります。

初めて水泳を行うならば、水中ウォーキングなどもあり、水が苦手であると思うならば、泳ぐ以外のことから始めても良いでしょう。
0歳ぐらいから始めるならば親と一緒に水の中に入り、2歳以上になれば、一人でもスイミングスクールに通い泳ぐことは可能です。

子供の気持ちを考える

水泳は、プールで泳ぐので埃の心配が無く、喘息の子供でも通えます。
しかし、いくら親が通わせたいと思っても、子供の気持ちをまずは考えてあげましょう。
子供が嫌がっているのに、無理に通わせるのは逆効果であり、親にもストレスがかかります。
水の中に入るので事故が起きないとは限らず、嫌々やると事故になるかもしれません。

体調の悪いときは無理せず泳がず、安静にして体を回復させることに努めましょう。
怪我をしているときも、水の塩素によって悪化することがあるので、避けた方が良いかもしれません。
傷がなくても、プールの塩素が気になる方は、泳いだあとは、しっかりとシャワーで体を洗い流し、塩素を洗い流しましょう。
多くのスイミングスクールの教室には、シャワーも併設されているので、泳いだ後に使うと良いでしょう。