まずは様子を見る
子供同士が喧嘩していれば、ペットのようにお互いを連れ出して取り上げるわけにはいきません。
特に兄弟がいるような家庭では、子供同士の喧嘩も多いので、親もどうすべきか悩むこともあるでしょう。
2人ぐらいならまだしも、3人や4人子供のいる家庭では、喧嘩も多くて大変です。
全体的に子供のいるような家庭を見ると、喧嘩が起きてもあえて止めないという親が多いようです。
どうしても兄弟喧嘩は、子供同士が1つの屋根の下で暮らせば避けては通れませんので、毎回親が止めるわけにもいかないというのもあります。
親としても、出来るだけ本人同士で解決できるようにと、様子を見るというような場合も多いです。
喧嘩が始まっても親は黙って見ておき、暴力が発展し怪我しそうなときだけ仲裁するということも多いです。
また子供の泣き方が本気になったときも、止める親も多いです。
また、子供の喧嘩など親が割りいっても止まるはずがないので、最初から止めることはせず、言いたいことを言って口で伝えるのも大切なので、好きにやらせるという考えの親もいます。
ただ髪を引っ張ったり、洋服をひっぱたりすると、止めるようにはします。
兄弟げんかは社会の中で人間関係を築いていくのにも役立ちます。
どのようなことをすれば相手が嫌がるのか、どの程度までなら挑発してよいのか、などもわかってきます。
それに加えて、相手を叩いたり暴言を言うと、相手は傷つくということも理解しますので、これもとても重要です。
やんちゃ盛りの子供がいるような家庭だと、一度喧嘩が始まると、親はいつか終わると思っても、終わる気配なしに続くようなこともあります。
そのような毎日の喧嘩に親がいちいち対応していては、親自身が疲れるので、口けんか程度だと好きにやらせておくという家庭も多いです。
ただいっこうに終わらず手に負えないという場合は、一番上の子供に言うことを聞かせて、むりやり丸く収めて終わらせるような場合もあります。
子供の言い分を代弁する
子供同士の喧嘩は、口げんかでネチネチと言い合うということも多いです。
子供でも喧嘩すると興奮し気持ちが高ぶりますので、何を言っているかもわからず言うような場合もあります。
そんなときは、親が子供の言い分を代弁するような家庭もあります。
不満をしっかりと親が変わってはき出すことで、子供の気持ちも落ち着くのです。
また子供同士が、何を原因でけんかをしいるのかというのを、親がしっかり子供の言い分を聞いてあげて、解決案を提示すると、子供はあっさり喧嘩を止めるということもあります。
あまりにも、子供同士の口げんかがネチネチと長引くなら、親が言い分を聞くのも良い方法です。
やはり子供にも通したい筋があるので、それを示してあげるべきです。